世界有数のラジウム温泉が湧き出る 鳥取県東伯郡三朝町。
そんな三朝町の温泉を調べていくと「吸ってよし、飲んでよし、浸かってよし」という三拍子揃った温泉の案内があった。
温泉に浸かるはわかる、飲むも機会こそ少ないけどもわかる。 しかし吸ってはなんだろう?と更に調べると、三朝町内に「吸って吐く」天然ラドン熱氣浴泉という場所があることを知り、そんな興味から訪ねてみたという誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
三朝町で宿泊したホテルには温泉はもちろんのこと、飲泉場が設けられてました。
温かい白湯の感じでグビグビ飲みたくなるけども、何事も適量が大事。
三朝町:ラジウムを発見したキュリー夫妻をたたえ、建てられたブロンズ像
昭和34年に建立されたマリ・キュリー夫人胸像
三朝町とゆうか日本すら訪れた事もないキュリー夫妻。
しかし、ここキュリー広場では1951(昭和26)年からキュリー祭が開催されるなど便乗し、業績を讃え開催されているらしい。
現在では三朝町は南フランスの温泉地ラマルー・レ・バン町と姉妹都市にもなっており、町内にはいくつものフランス・スポットも存在。
時代を感じるヌードスタジオの廃墟。
まだ社員旅行など盛んだったころは、多くの紳士達が訪れたのだろうな…。
三朝温泉街にはいくつかあるラドン熱気浴施設
その中でも今回は天然ラドン熱氣浴泉・すーはー温泉を訪問。
”すーはー”は 高濃度のラドンを呼吸で『温泉の蒸気を吸う・吐く』から名付けられたらしく、「吸ってよし」を経験したい自分は期待が高まる。
予約していたので指定時間に訪問。 今回はせっかくだからと貸切可な熱氣浴室を選択。
まずは待合室にて注意事項などの説明を受け、タオル・ガウンを借りロッカールームで着替える。
すっぽんぽんで入浴するのではなく、借りたガウンにて地下にある熱気浴室へ。
また水分補給のため飲料の持ち込みが認められている。
とゆうか そもそも「ラドン」を吸って平気なのか?という疑問があったけども
ラジウムが気化して出来る微量なラドン放射線を吸うことで、体内の細胞が刺激を受け、血液循環の改善や体の痛みの軽減されるらしく、これを「ホルミシス効果」というらしい。
リクライニング可能なベンチに座る。 特に臭いなどもなく、普通のサウナよりも温度は低いので呼吸を意識しながら静かに過ごす。
「吸ってよし」を全集中するという貴重な経験をすることができました。
普段からサウナなどは苦手なので、リラックスする事なんて出来るのか?
と思ってましたが、すーはー温泉を訪問する前に「日本一危険な国宝」とも言われている三徳山三佛寺の奥院・投入堂に訪れており、疲れから秒で爆睡してしまったw