携帯電話が普及する前は、よくお世話になっていた公衆電話。
ポケベルからPHSへと普及する頃までお世話になっていたという人も多いだろう。
自分の公衆電話に関する思い出といえば子供の頃は公衆電話を利用よりも、使い捨てられたテレホンカードを集めたりしたもんです。
震災が発生すると見直されるが、それでも年々減少している公衆電話。
そんな公衆電話の中でもレアとされる受話器が2つ付いており3者同時通話可能な「デュエットホン」が、神奈川県川崎市にあるというので、見に訪ねてきた個人的な備忘録となります。
ちなみに今でも公衆電話からスマホ等へのショートメールではポケベル打ちが出来るらしい 笑
以前 福岡県福岡県北九州市門司区にある『門司電気通信レトロ館』を訪ねてみました。
ここには電話の歴史を多くの展示物を見ながら学ぶことが所。 なのに入館料は嬉しい無料です。 ここにもデュエットホンは展示されており、存在を知りました(´∀`)
神奈川県川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺にはタワーマンションが多く聳える一方、ちょっと路地裏に入ると昔ながらの町並みも垣間見える。
自分はこっちの雰囲気の方が好きだな。
武蔵小杉駅から寄り道しなければ約5分ほどの近場にある中原区役所。
地元 川崎フロンターレの全面推しがスゴイ
役所入り口前にあるのが、お目当てでもある受話器が2つ付いており3者同時通話可能な「デュエットホン」
役所前なので多くの人が出入りするので、なんかニーズがありそうな気もする場所に設置された「デュエットホン」
日本の電話事業100周年を記念した事業として、1990年に数量限定で製作されたうちの一台。
出入口左側には、塗装が上塗りされ見えずらいけども「NTT電話100年記念」の文字が見える。
今では日本に3台しか残っていないというけども、その数も確認できたものので詳細の数は不明らしい。
自分でも少し調べてみたが、青森県むつ市深浦町、山梨県、岩手県、島根県などにあるという情報は出てくるけども、同時に撤去されたという情報も混ざっておりよくわからなかった。
ようやく現役のデュエットホン対面。
1990年に設置され、最近2022年に外観の樹木型のオブジェ「ふれあいの樹」はリニューアルされたけども、中のデュエットホンはそのまんま。
なぜなら デュエットホンの部品等が在庫がないため、修復はできないので壊れたら最後の状況。
そんなレアで博物館にもあるようなデュエットホンが、今も公衆電話として現役で使えると思うと、ますます貴重に思えてきた。
近くで見ると設置から30年以上が経過している影響なのか、錆なども目立っている。
だがそれも味として良い。
ちなみに左受話器の白いボタンは、押している間だけ音量が大きく聞こえるボタン。
もし壊れてしまったら一般的な公衆電話に変わってしまうと思うので使ってみたかったけども、1人で訪問したのでどうにもならなかった…( ;∀;)