鹿児島県霧島市隼人町には明治36(1903)年に開業した嘉例川駅があり、令和5(2023)年時点で120年が経過。そして鹿児島県内でも最古でありながら現役の駅舎。
そんな嘉例川駅は鹿児島空港からも車なら近い場所にあるので、せっかくならばと鹿児島空港からレンタカーを借り、訪ねてきた個人的な備忘録となります。
鹿児島空港から嘉例川駅まで車なら10分もかからないけど、徒歩ならアップダウンもあるので約1時間と案内が出た。
画像は日曜日限定で開館する駅前のかれい川小さな博物館。 訪問日は平日なので閉まっている…わかっていたけど残念。
かれい川小さな博物館の道路反対側には、昔ながらのご自由にお持ちくださいという案内と募金箱。
良さげな食器もあったけど荷物になるので、車で聞くようにと↓のCDを募金と引き換えにちょうだいする。
世代的に懐かしいはずなんだろうけど、当時も今も音楽には疎いので特に感傷に浸ることなどなかった…
到着した嘉例川駅
天気にも恵まれて駅舎もいい雰囲気だ
駅前には百周年の記念碑が建っている。 木造駅舎がエモくて堪らない。
駅前は駐車場にもなっており、そこには手作り感溢れる喫煙所。
※ あとから気付きましたが、約150mほど離れた場所に整備された嘉例川駅駐車場もあるようです。
嘉例川駅は無人駅なので、そのままお邪魔させていただきます。
当時の雰囲気が残る嘉例川駅。 鹿児島県内でも最古であり、登録有形文化財でもあり現役駅。
画像には写らないよう撮影しましたが、平日ながら他にも観光で駅を訪ねる人が多数。
個人的に天井の碍子がたまらん。 夜間照明が点いた時の様子も見てみたい
明治三十六年の文字が輝かしい
駅構内には資料や写真・古い駅名標などを自由に見学できる場所も用意されていました。
展示してある写真の裏が元きっぷ売り場。
今でこそ無人駅だけども、開業当時は駅員も複数名常駐し賑わっていたらしい。
2022年から2代目嘉例川観光大使でもある猫の「さんちゃん」 この日は不在だった。
駅舎にあるごみ箱も素敵だな~と中を覗いてみたら…
ビールの空き缶が目立った。 列車旅のお供だったのかなw
忌野清志郎の遺作『Oh!RADIO』 そのPVに嘉例川駅も登場してきます。