神奈川県の横浜には色々な発祥な地があります。
先にブログに綴った洋式競馬場などの他にもたくさんあるようだ。
運動の神経0だし、テニスの経験もルールも知らないながらも、テニス発祥記念館に訪れてみました。
テニス発祥記念館へ
町名が山手町というだけあって、坂道の上にあるテニス発祥記念館。
ここらは裕福層が多い町です。 すぐ近くにはフェリス女学院もあるしで、場違い感が半端ない自分…
そんな山手町は、1874年(明治9)この地において、日本で初めてテニスがプレーされた場所らしい。 なんか妙に納得
お洒落な建物だ。 勝手に避暑地の別荘のような印象を受けた。
入場無料となっているテニス発祥記念館。 隣接する一般利用可能な駐車場には高そうな車が目立つけども、記念館に訪問してるのではなくテニスをプレー中。今もテニスコートが何面もあり見学中は常に楽しげそうな声が聞こえてきた。
平日の昼時だったので、比較的年配者プレイヤー姿が多い印象。
自分も願わくばあんな健康的にテニスをして過ごせるような、歳の重ねかたをしたいもんだ。
基本は第3月曜日が休館日のようだけども、昨今の社会情勢で休館になることもあるようなので、訪問前はHPなどで確認することをおススメします。
さあ 内部を見学だ!
建物に入ると、人の出入りに反応するセンサーが鳴り、スッタフの方が2階から降りて来てくれた。
どうやら見学可能エリアは1階部分となっている。 こじんまりとした印象を受けるけども、テニス経験のない自分だながらも魅力ある展示品が多い。
館内で最初に気になるのがこちらだと思う。 これは初期の女性がテニスをする時の服装らしい。
当時 運動着なるものが無く、散歩着(バッスルスタイル)でプレーしており、容易に想像できる通り、裾を踏んで転ぶ事もあったようで、次第に服装も短く変化していったようだ。
って散歩着という表現に驚いた 笑
次に気になったのは、館内中央にあるステンドグラス。
こちらは外国人女性が山手公園でテニスをしている風景。 日本人絵師が浮世絵にして売り出していた物をステンドグラスに設置。 もともとの浮世絵が描かれたのは、1880(明治13)年頃ということ。
木製ラケットを持てる
今どきのラケット正確な重さを知らないけども、木製なので重たいと思う。
よく見るとグリップも無く、取れてしまったのかと思ったが、当時はグリップも無かったらしい。
グリップなしの木製ラケット。 手袋つけてラケットを振ったら、すっぽ抜けそうだな。 実際はどうだったのだろう?
木製ラケットなどの展示品が豊富
実際にテニス経験者の人だと、ラケット面、グリップの形の今どきとの違いを比べて楽しいかと思います。 色んな企業物が展示してあったので、その歴史を辿れるのも魅力かも。
1910年代の外国人観光客向けのお土産品らしいけども、レトロ感溢れる魅力的なはがきは今でも需要がありそうな気がする。
1874年ロンドンで販売されていた、最初のローンテニス道具一式。 木箱の中には面の傾いたラケット・ボール・ネット・ネットポール・支柱や紐 そして木の槌まで完備
旅先でテニスなんて、どんだけのお金持ちが購入したのだろうか?
最初 野球ボールかと思った。白色なので違和感あったのね。
石などを芯にして布を巻いて完成。
調べてみるとゴルフなどでも、カラーボールというのがあるらしいですね。
でも野球なども含めて、公式戦に白球からカラーボールにして導入するというのは、色んな大人の事情があって難しいだろうな。 そもそもメリットがあるか不明だけど
テニス発祥記念館を目当てに訪問しましたが、すぐ近くには日本初の洋式公園があったり、初めて「君が代」が演奏された場所でもあり、館内でも今とは違う君が代が聞く事が出来ます。気になる方は、Youtubeでも初期の君が代がアップされていますのでご参考までに。