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日々の出来事

特別展「ポンペイ」・失われた古代都市ポンペイの繁栄を垣間見てきた

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日々の出来事

2022年4月3日(日)まで東京都の東京国立博物館にて開催中の特別展「ポンペイ」に行ってきました。

初めてポンペイ話を聞いたのは小学校低学年の時で、それからしばらくは富士山が爆発したらどうしよう… などしばらく不安な日々が続いていたのをよく覚えております。

そんな独特な思いれがあるポンペイ関する美術品が、ナポリ国立考古学博物館の全面協力のもと、古代都市ポンペイの遺物約150点が展展示されるので、天気も良かったので行ってきました。

平日訪問で予約なしOKだった。

東京・上野の東京国立博物館 平成館
東京・上野の東京国立博物館 平成館

美術館に入る前というのは、気持ちが高まるもんですね。 
 美術的センスが皆無の自分だけでも、こうゆう場所に訪れると賢くなれる気がする 笑
って その発想そのものがおバカ

どなたか知ないけど…一部のおば様たちに人気?だった。

基本ポンペイ展は完全予約制となっているけども、その日の予約に空きなどがあれば当日でも入場可能なようで、自分が尋ねた日も大丈夫でした。 
 予約するのが一番だけども、当日の空き状況を知りたければ公式Twitterでも教えてくれてるようです。

ポンペイ展は撮影が認められている
ポンペイ展は撮影が認められている

個人使用に限り会場内、全作品撮影OKという太っ腹。
 フラッシュ禁止とあるけども、平気でフラッシュをたいている人もいた。 あれは意図的なのか、設定がわからないのかわからんけども…

紀元79年 ヴェスヴィオ山が噴火

女性犠牲者の石膏像
女性犠牲者の石膏像

そもそもポンペイとは、イタリア南部に存在し約2000年前のヴェスヴィオ火山噴火により、24時間あまりで住民ごと姿を消したローマ帝国の都市。18世紀に発掘されるまで幻の都市とされていたそうです。

入館してすぐに展示してあるのが石膏像。 
ポンペイといえば人型の石膏像のイメージが強いでが、こうして目の前で見ると遺体が入っているわけではないのに生々しい存在感。

古代の都市で利用された銅
古代の都市で利用されたバルブ

古代の時代において水道管や蛇口などのインフラ整備がされており、日本で水道管が普及したのなんて明治20年ごろと比較しても、その文明の高さに驚く。

ナポリ国立考古学博物館の至宝が集結

パレード用の兜
パレード用の兜

実用性だけじゃなく、パレード用の兜。
 その細かい作りなども近くで見れるし、撮影まで出来てしまう。

ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル
ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル

お洒落すぎるテーブル。 こんな物が約2000年前に使用されていたと思うと驚くしかない。

エウマキア像

最初 女神像的な物かと思っていたけど、当時 毛織物業者の組合を管理などで活躍していた女性の像らしい。  

女性でも実業家になる人もいれば、奴隷でも身分を這い上がりのしあがった人もいるらしい。 時代を考えると女性の活躍や、逆転が出来る奴隷制度など知らない発見が多くておもしろい

賃貸広告文
賃貸広告文

最初なんなのかわからなかったけども、屋敷の通りに面した壁画に書かれた賃貸広告。 62年の地震後に、持ち主自身の邸宅の部屋を賃貸していたことを示す物らしいです。

 ちなみにその持ち主は女性。 いつの世でも才能ある人は男女関係ないね。

調理器具などの生活用品

出土する物すべてが芸術品のようにも感じるけど、もちろん噴火により失われた日常生活用品の出土も多い。 目玉焼き器なのか丸パン焼き器なのか不明らしいけども、当時の生活を知る大切な物。 にしても機能的だなぁ

ポンペイ展での隠れた人気品

炭化した当時の人々の食

ポンペイ展について予め調べてから訪問したのですが、この炭化したパンをモチーフにしたお土産品が人気だとネットで聞きました。

シンプルな説明 パン

炭化こそしているけども、ここまで紀元79年当時のパンの形がくっきり、ふっくら感が残っているのは凄いと思った。 なんなら今すぐにでも食べれそうに切れ目まで入っている。
ちなみにお土産コーナーにも、炭化したパンの形をしたクッションなどもありました。笑

モザイク画を中心とした美しい画

アレクサンドロス大王のモザイク 

展示品だけじゃなく、時間が短めの映像も用意されていた。
  映像時間が短いけども、当時のイメージが掴みやすいし集中してみれる。 何よりも映像時間が短くまとめられているので人の回転も早くて、人が滞留してないのが考えられているなと思った。

猛犬注意のモザイク画

訪問者に番犬の存在を知らせるモザイク画。 この犬が可愛すぎる。 もちろん最後のミュージアムショップでも関連グッズが多かった。

個人的に一番好きなモザイク画『ネコとカモ』

豊かな食材と、それを狙うネコのユーモア。
 出土品と思えない状態の良さ。 この圧倒的な保存状態の良さは、一日にして火山灰に埋もれたポンペイ。灰の成分が乾燥剤のような役割を果たして、約1700年の間、美術品の劣化を防いだのだ。

踊るファウヌス 

実はギリシャ神話にも登場してくる神様・サテュラスを表したものらしい。
 出土した場所が、ポンペイの「ファウヌスの家」だから ”踊るファウヌス” らしい…ややこしい。

にしてもこの躍動感はすごい。 

場所は不明です…
彫刻品もこんな形で出土するのでしょうか?

メモが無くして、写真の場所がどこか不明になってしまいましたが…出土している様子などの写真も展示されてました。 
 今もなお新しい出土品が見つかっているというから、約2000年前だというのに保存状態も良い事もあり、ワクワクがとまらないポンペイ展だった。もっと悲観的なイメージになるかなと思っていたのに楽しかった。

 東京では4月3日ですが、その後は月4から12月にかけて、京都、宮城、福岡の3会場を巡回予定。