伊豆方面へ行った帰る道中 せっかくなので寄り道をする事に
ネットで調べて 個人的に興味をもったのがこちら起雲閣。 熱海市指定有形文化財です 。
起雲閣とは…
起雲閣(きうんかく)は静岡県熱海市昭和町4-2にある近代建築。熱海市指定有形文化財。1919年(大正8年)に建築。元は実業家根津嘉一郎、農商相・内田信也の別邸であり、所有者が変わった後は旅館として営業していたが、2000年(平成12年)からは熱海市所有の観光施設となっている。日本近代建築の特徴を備えており、暖炉やガラスの採光、そしてローマ風呂といった大正時代以降のモダンな建築様式が残っている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊豆方面に出かけた帰りなので、熱海方面で何かないかなと探していた時に自分は偶然に知りました。
駐車場は無料です。 入場料は大人¥510円
ちょっと半端だなと思ったけど気にせず訪問する事に!
およそ1000坪を誇るというの広大な庭園 もあります。
夕方の訪問で真っ暗なのが残念…
下駄箱に靴をしまい スリッパでいざ入場
見学最初のコース 館「麒麟・大鳳」(きりん・たいほう) 履いたスリッパをすぐ脱ぐよう指示されます
部屋には女性スッタフが訪問者に対して 丁寧に説明してくれるようですが、
自分のほんの少し前に入った別のお客さんにつきっきり
まぁ~ 気軽に見れるし 学の無い自分には良く判らないと思うし良しです。
歪んで見える窓ガラス ”大正ガラス ”
ガラスが歪んで見える、これは手作り感ある感じ。 帰宅後 気になったので調べたら当時の職人が一枚一枚流し込んで作った「大正ガラス」 らしいです。 一枚一枚手作り感が伝わり 美しく感じました。
洋館「玉渓」(ぎょくけい)
和だけかと思いきや 暖炉などもある。 思わずソファーに座りたくなるけども禁止されてます。
庭園を眺めながら 暖炉に座る生活なんて想像できません
文豪の間・初霜
起雲閣ゆかりの文豪たちの資料が展示してあります。
太宰治、三島由紀夫、武田泰淳、 舟橋聖一 などそうそうたる作家たちのパネルが展示してあり、ここが旅館だった事を再認識できます。
正直 自分には文豪と言われてもピンときません。 鳥山明とか言われた方がテンションあがるかも
ローマ風浴室
実はこのローマ風お風呂を見たくて来たようなものです。
想像よりもこじんまりした雰囲気ですが、趣きは素敵すぎです。
調べてみると、1989年の改築の際、多くの部分で現代の材料に改められてしまいましたが、ステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、建築当時の物です。
当時 どんな雰囲気でこのお風呂に入っていたのでしょうか…
映画 『雪夫人絵図』にこのお風呂のシーンがあるみたいです。
庭園も立派なので、季節に応じて来る価値あり!
庭園も立派です。 熱海街に居る事を忘れてしまいそうに,まったりとして時間を過ごしたいのならば是非とも.
自分みたいに文豪の事をよく知ってなくても楽しめました。
今回 訪問時間が遅かったので行けませんでしたが、喫茶店もあり庭園を眺めながら過ごす事も出来そうです。
庭園 見学料の含まれてるので、見る事が出来ます。
夕方になると外灯もないので見えませんが、逆に 麒麟・大鳳 が綺麗に見えました。