神奈川県横浜市西区の首都高みなとみらい出入口のすぐ脇に建つ、首都高速道路(株)神奈川局。
ここに2021年6月30日と比較的最近開業したばかりの「首都高MMパーク」 ここでは会社の歩みや事業紹介、防災及び交通安全対策などを展示されており、しかも予約不要の無料で見学できるとのことで行ってきた備忘録です。
1階の展示スペースから見学
みなとみらい周辺が立派なビルばかりです。 商業施設でもない立派なビルに本当に入っていいのか躊躇してしまうほど、それにこんな機会でもなければ訪れない場所なので、貴重な体験。
展示されている車両
検温&消毒を済ませ館内へ。コンパクトな印象を受けるフロアーですが、気になる展示物が多いです。
まず最初に目に飛び込んできたのは、こちらの首都高速バイク隊・白バイならぬ黄バイ
主に山手トンネルでパトロールバイクとして活躍中。民間企業としてはじめて、パトカーや消防車などと同様の緊急指定を受けたバイクだそうです。
白バイと違いCB400 スーパーボルドール。 自分もバイクが好きなのでこれだけでもテンションがあがるもんです。
先程の黄バイと違いよく見かけますね。
今はコロナ禍なので、中を自由に見学することは出来ないようですが近くでジロジロ見れる貴重な体験。
展示されている災設備
高速道路で500mから1キロ毎に設置されている非常電話。
こちらも展示されておりました。 コロナ禍という事で触るのはNGなのですが、在中しているスッタフの方がわざわざ開けてくださいました。 中なんて初めて見たよ。
携帯電話が普及しているけども、発信場所が相手にも伝わるのは非常時には有効ですね。
トンネル内で火災に遭遇してしまった場合の避難経路についても学べる。
実際に使用しないのが一番だけども、知識として覚えておくと万が一の時に役立つかも。
工夫がたくさんな標識
近くで見ると大きいですね。 そして標識は昼夜見える必要性があることから工夫がされており
再帰性反射の技術を利用すると、昼間なども普通に見えるけども…
スマホカメラでフラッシュ撮影すると…
自分のスマホ設定のため、鏡面反射が真っ暗ですが普通に見えてます(;’∀’)
それでも 再帰性反射 の方が照明がついているかのように明るく見えますね。
この解説版だけより、実際に自分のスマホフラシュで体験することにより理解が深まる
展示場所は2階にもある
2階には、首都高MMパークギャラリーや首都高速の歴史を知る年表なども展示されており、その中でも気になったのが、引退した標識版を使ったベンチ
フラシュ撮影すると、ベンチが発光しているかのような感じに見えます。
行った事ないけども、歌舞伎町のロボットレストランとかにありそう 笑
こちらのベンチは、2階にも在中しているスッタフさんに確認をとり、実際に座ってみました。
座り心地はノーコメントですが、面白い体験が出来たもんです。
標識版だけじゃなく、その他 首都高の使用済み廃材から作ったアイテムも紹介されており、 首都高の横断幕がカバンに、廃タイヤがサンダルへと姿を変えてリサイクル。 ※ここでは販売しておりません。
2階からも「首都高MMパーク」への入退場は可能となっております。
全体的にコンパクトな企業ミュージアムですが、無料ながら身近な首都高速の移り変わりを知れる貴重な体験が出来ました。 みなとみらいに寄る事があれば、周辺施設と一緒に訪れるのも良いと思います。
にしてもスッタフの皆さんが美人で親切だったという印象が、施設見学よりも上回る 「首都高MMパーク」 でした。