郵政博物館にたどり着くまでも迷った。
先日 日本初のホテルガチャをやってみたいと思い、早朝に東京都墨田区のスカイツリーまで行ってきました。
折角 スカイツリーの方まで行くのだから、近くに何か面白いところでもないかな~と探してみると…
近いってもんじゃない、スカイツリーの下にありました。 厳密には東京スカイツリータウン・ソラマチ9階の郵政博物館です。
ホテルガチャは整理券の時間指定なので、その前に見学にと行ってきました。
9階にどうやっていけばいいの?
東京スカイツリータウン・ソラマチ内部は広くて、方向音痴の自分はすぐに迷いますね
案内図を見ると、ちゃんと9階に郵政博物館と表記されてるけども…
9階に行く方法がよくわからず、2回ほど案内所で訪ねて行きました。イーストヤード8階でエレベーターを乗り換えが必要。 初見には難しい?
やっと来れました。
自分が方向音痴なので、普通の人ならすぐに来れるかも笑
入口にはミュージアムショップは閉店とあるけど、2021年3月19日で閉店したようだ。どんな物を扱っていたのか気になるところ。
消毒・検温して見学していこう。
チケットを購入して、注意事項として撮影は自由だけども、他の見学者、企画展、切手単体での撮影は禁止と説明を受け。さあいよいよ見学開始 想像よりも本格的な感じなのでワクワクがとまらない。
東京スカイツリータウン・ソラマチ 人が多かったけども、ここ郵政博物館は時間も早い事もあってか、他の見学者はいない。 ゆっくり見学出来るので運が良かった。
日本の近代郵便制度の主要な創設者の一人であり「日本郵便の父」と呼ばれる前島密
どこかで見た事ある人も多いのではないでしょうか?
1円切手の肖像でもお馴染みと言われれば、理解していただけるのではないでしょうか。
前島密は新しい通信制度として郵便を創設し郵便為替・貯金も創業するし、陸運・海運、鉄道、電信などにも携わり、郵便報知新聞(報知新聞の前身)の創刊、東京専門学校(早稲田大学の前身)の創立などなど
メチャクチャエリートやん。
1円切手じゃなくもっと値段が上の切手の肖像でもいいのでは?と思ってしまう。
博物館らしく、郵便に関する歴史を学ぶ事が出来る。
展示品も近代的な郵便事業についてなってくる、日々 お世話になってるからこそ、イメージしやすく面白い
なぜピストルが展示されて?
明治6年から昭和20年の間、危険地域で郵便を運ぶ運送・配達員に郵便保護銃(6連発ピストル)が許可され持ち歩いていたらしい。
郵便物というよりも現金書留を狙った事件が実際に起きたためらしい。
最初の郵便マーク
画像右側に展示されている幕。
実際は横向きですが、赤の太い線に大きな日の丸が組み合わせたものが明治17年に定められた。
それから現在の形になったのは明治20年に当時の逓信省の頭文字(カタカナのテ)をデザインしたものと言われてるらしいです。 へぇ~誰かに言いたくなる知識だ。
歴代ポストも展示されてるよ
展示品にはポストもあるのが面白い。 そして館内に間隔をあけて配置されている。
頂いたパンフレットに特徴が記載されているので、見比べるのも面白い。
投函口が回転式タイプ、戦時中の鉄不足からのコンクリートタイプなど時代背景も反映しているのが面白い
郵便貯金で懐かしいもの
郵便貯金のコーナーでは、口座を開設したら貰えた人形も展示してあった。 気が付けば家から無くなってるけども…
切手コレクターにたまらん、その数33万種
日本最大の収蔵数を誇る世界中の切手、その数は約33万種らしいです。 国毎に分けられており画像は一部です。
引き出しタイプのファイルを引き出すと、そこには国毎にわけられた切手が閲覧する事が出来ます。
どれが珍しいとかわからんけども、色んなキャラクターの切手もあり撮影禁止なのも頷ける。
切手でつくられたモナリザも微笑んでるよ。
近くで見ると、これは見慣れた今も流通している切手で作られており、余計に関心した。
ここ最近 切手は必要な時だけしか購入してないないけども、色んな記念切手があるもんだ。
使用するもんじゃないと思うけど、いざ使おうと思ったらどうやって貼るのだろう?と思った
見応え十分すぎる
今回 ちょっと見学しようと軽い気持ちで来たけども、その展示品の多さ 特に世界中の切手は見てて飽きる事がなかった。 これは切手マニアじゃなくても楽しめるのは間違えないです。
自分が好きな国、行きたい国の切手を眺めるだけでも、海外旅行に気軽行けない、こんな御時世の鬱憤を少しでも晴らせるかも。
東京の超メジャー観光名所のスカイツリー、その下にこんな所があったとは! 終