台湾 彰化県 彰化市にある南天宮十八層地獄。 こちらは知る人ぞ知る珍スポットw
なんでも地獄巡りがテーマの南天宮というお寺。 日本でも現世で悪いことをすると死後は地獄という考え方もあるけど、その死後を先取りで見学できるというスポット。
詳しい歴史などはわからないけども、とりま頭空っぽにして訪ねてきたという、このブログは誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

1895八卦山抗日保台史蹟館からも近いので徒歩で来ました。 距離は近いけどゆるーーい登坂が地味に大変だった。

雑居ビルの間を抜けるとドーンとカラフルなお寺。


階段をあがり中に入ると建物中央にはご本尊があった。※画像無し
その左右にさっそく興味を惹きつけるマネキンの数々。 一体どんなストーリーなんだう

普通のお寺だと思い訪問している同伴者は既に軽いジャブをくらったようで動揺気味w でも境内にいた猫と遊んで回復。

お目当ての地獄めぐりは2階。 談笑&食事していたおばちゃんに拝観料を支払う。

階段の角度もさることながら、階段そのものにも魅力を感じてしまう。 この時点で既に拝観料の元をとっている気がするw

2階の外にも人形たち。 特に文章での解説もないので、なおさら詳細不明。

室内には休憩スペースが設けられていたけど… ほこりがやべー今回は疲れていないので先を急ぐ。

さあ いよいよ2階の『十八地獄』へ。

このサビは本物なのか、演出なのわからんw


鬼気迫るような気がしないでもない地獄絵図。 カラフルなバイキンマンみたいな鬼がエモい。

中には既に小さい子供を連れた家族連れの姿も。 さすがに子供はギャーギャーと泣いていた。
帰る時もすれ違いで子供連れの現地ファミリーが入館しており、教育の一環で訪問してるようだ。

ガッタンゴットンと一定方向に、ぎこちなく回っている人形と響くコンプレッサーの音。

とはいえ、人型の人形の顔の表情ひとつひとつは実にリアルで表現力は高い。

クラス全員がやる気のなかった高校の時の文化祭を思い出す暗幕処理。

今度は4階を目指す。 空調&エレベーターなんてものは無い。 にしても相変わらず階段そのものが美しい。

微笑んでるホラーマン。自分もつられるように笑顔で4階の『魔界怪譚』

狭い一方通行の通路。 人が載ると床が下がる仕組みなどもあり脅かしにきており、もう「お化け屋敷」じゃん。


2階の地獄を通じて倫理を学ぶでもなく、ただただ人が近づくと暗闇から脅かすように出現。

ほうきを手に襲い掛かってくるようす。 やはり人が怖いってことだろうかw

厳重な出口から現世に戻ってきました。

4階からは階段をくだるのみやけど、景色も素敵じゃん。南天宮十八層地獄に来たくて彰化市まで来たようなもんだけど、本当に楽しめたスポット。
帰りは駅まで徒歩で帰ったけど、同伴者も観光地化されてない街中を歩けて満足していたようで安心。 終