日本神話が身近に感じられる地でもある宮崎県は高千穂地区。
訪問前に『古事記』と『日本書紀』などのYouTube解説動画を見て予習。 訪問から時間が経過した今はだいぶ忘れてしまったけど、やはり予習した方が現地では楽しめたというのが率直な感想。
このブログは天安河原と高千穂の夜神楽を見てきたという歴史解説などは含まず、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
ここを高千穂地区観光のベースとする。

今回 高千穂観光の拠点としてお世話になったのは「ゲストハウス いわと」
クチコミに立って半畳 寝て一畳とあったけど、まったくもってその通りと頷いてしまったw
しかし一軒家・駐車場・Wi-Fiもあって格安。 何より天岩戸神社まで徒歩圏内というのが決め手。最高だった

旅先で普段見慣れない地区の詳細な天気予報を見ると、遠くまで来たなと実感する瞬間が好きw

夕方になってしまったけど、まずは天岩戸神社 西本宮を目指すことに。
まったくもって門前町に人影がない…

まあでもこれはこれで良いかもと思えてきた。

近くの駐在所も何かぽいつくり。

使ったことないけど、どこか懐かしくも感じる自販機。


ちんたら歩いて到着した神社近くには手力男命の像と天照大御神の像。
日本神話ゆかりの地に来たと再認識。
天岩戸神社 西本宮を散策

天岩戸神社 西本宮 一ノ鳥居。色付けされていない鳥居

天岩戸(洞窟)を御神体として御祀りしている神社。

位置関係はこんな感じ。
岩戸川を挟む対岸に御神体である天戸岩があるみたいだけど、それはツアー(無料)に参加しないと見れないようだ。

時間の都合で翌日もツアーに参加できなかった… これは今でも後悔中。
途中勾配もあるぞ 天安河原へ

天戸岩は見れずとも、日本神話の舞台にもなった洞窟がある天安河原を目指します。西本宮から途中勾配もあって10~15分ぐらいの距離。

ネットだとパワースポットという紹介が多い「太鼓橋」 それとも甌穴の方?
自分にはパワー云々は微塵もわからんけど、橋の上は滑りやすいなと思った。

じらすようにクネクネしている天安河原までの遊歩道。
岩戸川の流れが早く、せせらぎ音に癒される。

同じ日に高千穂峡も訪れているけど前日の雨の影響で茶色だった。 けど、こちらの川の水は本当に綺麗でいつまでも見れる。

整備された遊歩道を曲がると突如現れた天安河原。

天照大御神が隠れたという設定の洞窟。
間口約40メートル、奥行約30メートルほどらしく迫力がある。この鳥居も素晴らしい!

一面大量の石が積み上げられている。手前はわかるけど、奥はどうやって積み上げたのだろうか?
願い事をしながら積み上げるらしい。 全身ビビッドカラーの服を着た厳つい男子グループも挑戦しており、そのギャップが微笑ましかった。

八百万の神様がここで会議したのか… どんだけの密度だ!?
そんな下衆な考えはともかく、ここが神秘的な地であることは間違えないと思った。 静かに参拝後に撮影させていただきました。 来てよかった。
神様~高千穂の夜神楽~

高千穂神社
ほぼ毎晩20時に開始される高千穂の夜神楽。 その1時間前から入場開始できるというので、先着順ならばと前方席を求め早めに到着。 駐車場は広くて困ることはなかった。

こんな感じの夜神楽の観覧席。
勝手に屋根がない古風な屋外だと思っていたけど、冷暖房完備なので待ち時間も快適。 ※撮影は皆が帰ったあとです

撮影もフラッシュや三脚などしなければOKというありがたさ。
ただ前列中央で両腕を高く上げたまま動画撮影している人もいたので、そんなクズ御方の後ろは避けたいね。

今回は事前予約をして19時10分ごろに現着。 画像の通り最前列は逃して2列目に。
畳の上で約1時間ほど神楽見学に加え、待ち時間もあるので予め100均の折り畳みクッションを持参しておいたのでノーダメージ。
近くのホテルに宿泊してる人は座布団の貸し出しがあるみたい。

古事記だと今時のコンプラではアウトな踊り表現が素敵。

天岩戸を投げ飛ばすまでの焦らしがたまらん。
いざ始まると前方すぎて擬宝珠がちょっと邪魔だと思ったw
まあでも前方席だと後半はより迫力がある場面あって、より堪能できました。それは現地でお楽しみください。

夜神楽を見た後に高千穂神社も参拝。 それから駐車場に戻ったら自分たちの車だけしか残っていなかった…
みんな帰るの早いね。
天岩戸神社 東本宮は翌日に訪問できたので満足。 終