愛知県豊川市豊川町にある日本三大稲荷のひとつとして有名な豊川稲荷。
正式名を「妙嚴寺」といい曹洞宗のお寺。 狐像のイメージが強すぎるから稲荷神社と思ってしまう人が多いのだろうか? まあ自分もそんな大勢の中のひとりだけどね。
今回は、そんな豊川稲荷の霊狐塚(狐像)を見てみたいと、訪ねてきたというコレは誰のためにもならない個人的な備忘録となります。※歴史解説などはありませんm(__)m

平日昼過ぎのためか人も少ない参道。 店も休憩中なのか閉まっている店が多い。

YouTubeのライブカメラでよく見ていた妙厳寺 総門。
総門反対側では名物「いなり寿し」が販売されている。 けど、うち一名の声掛けがしつこくてイラっとした。買わないと後悔するよ! あっち(の店)では買うな! とか…

豊川稲荷(妙厳寺)大本殿。 狛犬ではなくて狐像。
寺の守護仏として稲穂をもって白い狐にまたがった豊川吒枳尼眞天が 祀られたことから豊川稲荷と呼ばれるようになったとか。

お葬式などの案内で見かける指差しマーク

渡り廊下の下を通り抜けるのがなんかかっこいい!

法堂から本殿に至るための渡り廊下。 これだけでも個人的には見応えあるね。

千本幟。 参拝にみえた信者によって奉納された幟が高密度で並ぶ。

千を超えてそうな幟の数。 気になって奉納料を調べたら1体 二千円と案内があった。 自分も名前が残せるなら良いかなと思ってしまうリーズナブルさ。

少し薄暗く、静かな雰囲気の霊狐塚。 ただ怖いなどの雰囲気は一切なし

歯並びが綺麗な狐像… スマイルがちょい怖い。

祈願成就の御礼として奉納された約1000体の狐像が満員電車並の密度で祀られている。 いちいち言わなくてもいいけどこりゃスゴイ。

テンションが上がったり、撮影のために岩を上がってしまう人も多いのだろうか?
この岩場にも民間信仰があるようで調べてみたら面白かった。


同じ方向を向いている狐像の数に圧倒される。
ちょうど一人きりになることがあった。 風によって木々が揺れる音しか聞こえてこない贅沢空間。 このまま耳を澄ませていれば、何か神秘的な出来事でも起きそうな予感すらしてしまう!

何か起きるのでは? と根拠も霊感もない自分だけども静かに待ってみた。 けど、すぐあとに参拝にきた中国人集団により一気にワーワーと賑やか&撮影会場に切り替わってしまったw

さきほどとは違い広々と土地を使っている狐像。

若いカップルや女子グループがきゃきゃうふふと賑わっていたコーナー。
興味から人がいない瞬間に覗いてみると「きつねみくじ」だった。 かわいいね。
今回は超人気スポットに訪問してみたけど、あの大量の狐像の場に短時間といえど、一人でいられたのは素晴らしい体験だった。