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栃木 米のとぎ汁で隠れ場所がバレた!? 源氏の隠れ岩戸 源三窟

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栃木県那須塩原市にある源三窟

鍾乳洞に身を潜めた義経軍の源有綱(残党兵)が滝水でお米を研いだことで、とぎ水が川に流れて義経の兄である頼朝軍に居場所がバレちゃったという悲運の地。源三窟

今回、そんな源三窟を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的なブログです。

いつかは来たいと思っていたスポット。この隠しきれないローカル感。まさに感無量。

たっぷり車が停められる無料駐車所はありがたいんだけども…行く手にはつづら折りになっている階段

階段を利用しないで行けるパターンの駐車場もあったのね。

まあ車を移動するのも面倒なんで階段を登りきる。そんな頑張った自分に登頂の激励看板が向けられた。

入場料は大人600円※訪問当時。 スマホでHPにある割引券を見せてお値引きしていただく。 
支払い後、さあ入洞だと思っていると、反対側の建物にておとうさんによる紙芝居での源三窟の説明がはじまる。

源有綱をめぐる源氏の家系図

紙芝居が始まる前は「説明後に洞内もガイドしますよ」って言ってくれたけど、紙芝居の途中で他グループが来た為か、突如 先に入洞してくれと言われたw  本来 紙芝居とガイドがセットなのか不明だけども、個人的には自由に見れる方が良いのでラッキーだった。

人感センサーに反応して、なんか小坊主がしゃべっているけど… この先にある滝の音でよく聞こえんので無視w

おおぉーー 見たかった洞内に流れる「米洗いの滝」で米をとぐ武将。入洞する前にして早くも最大のピークを迎えた気分。

 滝の水で腰を入れて米を研いでますね。きっと多くの人が無洗米だったら運命は変わっていたと思ったり、思わなかったり。

思いのほか急勾配な階段もあるので注意しながら、いよいよ入洞。 

義経軍残党兵として暮らした洞窟内だけど、思いのほか団欒にも感じてしまう食事シーン

ギブ&テイク

見学コース(鍾乳洞)は約50mほどと短いけども、光量や足場は◎で無問題。

お手軽に鍾乳洞を探索できてお得な気分。

現在は塩原温泉として多くの人が訪れている場所も、数十万年前は噴火によって出来た塩原湖。
それが地殻変動によって湖底が隆起し、さらにさらに長い年月の雨水で空洞(鍾乳洞)になったとか。

そんな鍾乳洞にもイルミネーーーション

源有綱が再起を計り、いざ出陣という気合いのあるシーン。 けど再起は叶わなかったどころか、とぎ汁が発見され無念の最期を遂げたと伝えられている。出陣前だからこそ、奮発してお米にしたのだろうか…

個人的にはマネキンを使った説明や鍾乳洞探索が一気にできてほくほく満足。出口の案内も出てきて、これで終わりか…と思っていると

「賽の河原」  最後の最後になって、ちょっとビビらせにきた。

鍾乳洞の次は、そのまま武具資料館。 見学者が順路を間違えないようにとショーケースでブロックしてくれている優しさよ。 

いやいや、やっぱりもっと洞窟を見たい! という我儘も聞き入れてくれる寛容な心。再入洞できるみたい。

古いものでは安土桃山時代からの鎧冑や日本刀など約150点ほどの武具が展示。

展示されているなかには、ここ源三窟で発見された当時の甲冑も。是非 現地で見て欲しい。

にしても、しれっと大正13年に源三窟にて映画撮影がおこなわれたという写真があった。 大正13年って1924年で関東大震災の翌年にあたる年。

武具資料館の後半になると…あれ なんだか展示物が急変。
あっ そうか地元で発掘された物なんだろうと思ったけど…

化石の多くはドイツ産・アフリカ産やモロッコ産だったw サソリやタランチュラにいたっては化石でもない。
 う うん これはこれで良いと思います(^O^)/

お土産売り場を見れば、なんで化石を展示していたのかの謎は全て解けたw
にしても全体的にどこか懐かしい観光地って感じで良きかな。

ネット情報によれば、鍾乳洞には入らず武具資料館だけの入場券もあるとかないとか。あと心霊というキーワードも稀に出てくるけど、個人的には何とも思わなかった。


 ただ折角訪問する機会があって、多少なり急な階段にも登れるようなら是非とも入洞し米をとぐ武将を見て欲しいです。