当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
都道府県別B級珍スポ

東京 防衛省にある大本営地下壕跡と市ヶ谷記念館をツアーに参加してきた

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
都道府県別B級珍スポ

東京都新宿区市にある防衛省。 
その防衛省内にある大本営地下壕跡市ヶ谷記念館を見学してきました。
見学するには事前申込みが必要ですが手続きが正直ちょい面倒(;’∀’) 見学日の2ヵ月前から電話で仮受付してくれて、その後にネット申込みする流れ。 


 このブログでは知識が無い自分が歴史をあーだ・こーだと語ることは出来ないので(笑) これは大本営地下壕跡市ヶ谷記念館をツアー見学で訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的なブログです。

日常生活では入る事が出来ない防衛省。 しかし今回は事前にツアーに申し込んだおかげ防衛省内に堂々と入ることが出来ます。 身分証の提示と引き換えに借りられる立入証を常に首からぶら下げる必要があり。

ツアー見学は午前と午後で内容が異なっており、今回自分が参加したのは午後。 なぜならば大本営地下壕跡の見学は午後のみだから。 ※ツアー内容は変更される可能性がありますので、詳細は防衛省HPで確認してください。

約20名ほどの参加者。 スーツ姿の人達もいれば、1人で参加している年配女性だったり、家族だったりと様々。
 そして市ヶ谷駅で迷子になり集合時間ギリギリになった自分を含めツアー開始。 まずは看板前で大まかな説明をしてくれたのちに壕内へ。

かつては500kg弾に耐える強固な扉があったようだ。 
今は外されて無いけども、レール跡から名残を感じられた。

大本営地下壕跡は1941年(昭和16年)、大本営本部他が市ヶ谷に移転したことに伴い、防空壕として昭和16年から1年余りで造られた。 ※画像は帰るさい壕内から外方向

ひんやりとした細い通路を通ると、やがて広目の場所に出た。2020年4月1日より市ヶ谷台ツアーで旧陸軍・大本営地下壕跡を一般公開しているだけあって足元はしっかりと整備されており安心。

説明板もあるけどツアーなのでじっくり見るには時間が足りない… 写真におさめて後で見返す。

地下壕内には3つの通路の階段。そして通信室・大臣室だけじゃなくトイレにお風呂まで。
部も全体が約50m四方、通路も幅約5m、高さ4mと広い。

説明してくれるガイドさんの傍には勉強熱心な参加者が常に離れずおるので、自分は離れた場所で貴重なツアー中だというのにプラプラ。

この先には階段があるようだけども鉄筋が多く突出しており立入禁止。見学できるのは限られたエリアのみ。

壕内の換気をおこなう為に設けられている通気筒。 内部は外部の爆風が入ってくるのを防ぐ。また内部の光が外に漏れるのを防ぐため途中折れ曲がっているそうです。 
地上にあるという換気筒はバレないよう石灯篭にカモフラージュされているそうでが、今回の見学ツアーでは見る事が出来ず残念。

画面奥左側にあるのが小便器跡。地下壕内には3箇所もトイレがあったようで驚き。

昭和20年8月10日ポツダム宣言の受託を決断した昭和天皇の聖断を陸軍省幹部に伝えた場所がこの地下壕にあった通信室。

事前に予備知識を高めようと映画「日本のいちばん長い日」を見てきたけど、そんな陸軍中枢機関の防空壕にいると思うと震えてくる。

戦後はGHQによって接収され、昭和34年に返還。
壁にはアルファベットなどがあるけども、戦後の壕内計測で使用されたあとみたい。

奥に見えるのが受水槽で外側にはGHQが使用したという英語表記が今も残る。
手前は炊事場跡らしいが、自分が今まで見てきた地下壕の中では段違いに環境が良い。

壕内を見学したら次の場所まで敷地内を移動。 自分は大本営地下壕跡だけが見たかったので、目的も達成したし帰りたいと思ってしまったw もちろん途中で帰ることは団体行動である以上出来ない。 

極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷となった大講堂などを移設・復元した市ヶ谷記念館

今回のツアーは有料で大人1人700円。 その費用は当日払いでまだ集金されていなかったけども、このツアー中盤のタイミングで集金。

極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷となった大講堂。まずはここで動画にて歴史など紹介してくれる。 動画などは撮影禁止。動画の理解がすすむにつれ、今自分はすごい歴史的な場所にいるなと再認識。

見学は2階・旧陸軍大臣室へと移動。 ドアに残る3カ所の傷。実はこれは三島由紀夫らが振るった刀が当たった跡。
こんな至近距離で見れるとは… 他の見学者はなでなでしてた。

東條英機が使用していた実印も展示。
東條ら28人がA級戦犯となった極東国際軍事裁判(東京裁判)の現地で見ると、自分なりに色々と考えてしまう。

2階を見学させてもらったあとに再び大講堂へ。
ここでは時間を設けてくれるので、戦時中の資料等を自由に見学。

玉座からは二階席が低く見えるようになっている設計。

市ヶ谷記念館の見学の後は、再び皆で列をつくり厚生棟まで移動。
そこでは広報ビデオの視聴と広報展示の見学だけども、見学するには本当に時間が足りない。

館内は撮影禁止だけども、内部には見学者も利用できるミリタリーグッズなどを扱っている売店もあった。
 見学者の中にはカバンに自衛隊に関するキーホルダーを複数つけた女子二人組もおり、今回のツアーで一番楽しみにしていた時間と言っていた。

自分もせっかくだからと何か買おうと厚生棟内に訪問当時にあったローソンで買い物。 ローソンにも市ヶ谷駐屯地に関連するグッズがあったけども、購入したのはおにぎり 笑