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神奈川 異国情緒を感じてワクワク。 鷹取山の仏像壁画群と磨崖仏

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神奈川県横須賀市湘南鷹取にある鷹取山公園。

この公園には仏像壁画群磨崖仏があるということを知りました。 さらにGoogleマップの口コミ写真などを見ると実に面白そう。

そんな訳で、鷹取山の仏像壁画群と磨崖仏を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります

京急本線追浜駅より徒歩約30分ほど、ちんたら歩いて到着した鷹取山公園。※バスもあり。 テニスコートがある方の公園入口から散策開始。整備された歩道から獣道のような場所を見つけ進むけど、特に案内板もないので合っているのか不安になるほど。

Googleマップを頼りに見つけた鷹取山仏像壁画群。
まるでジャングルで遺跡を見つけたような気分になってしまい鼓動が高まる。

人工的に岩をくり抜いた部分に鷹取山の仏像壁画群

テーブルらしき物が用意されており、そこらじゅうに石も積み重なっている。
なんなんだ?という不思議な雰囲気が漂い、ニヤニヤがとまらないw

「壁面に彫刻したり塗装したりすることを禁止します」横須賀市 と立札。

鷹取山の仏像壁画群の詳細に関してネット上を見ると色々と書かれているけども、気になる人は「はまれぽ.com」さんの鷹取山に関する記事を参考にすると面白いと思います。

彩色が施された壁画郡がこんな場所にも… 色褪せてる感じこそするけども、極端に古い感じでもなさそう。

岸壁にも描かれた釈迦像

この先にも何かありそうな気もするけど…やめておこう。
怪我でもしたら大変なことになりそう。  別ルートがあったので進んでみる。

動物の鳴き声しかしない自然豊かな散策コース?旧道?  にしても段々と険しくなってきて鎖場みたいな箇所まで登場。 このロープを信じ切れず自力で登った。

途中 何カ所にも彫刻があった。なんともいえない味わいを醸し出しており癒されるw

 ウエンディングケーキが描かれてるかと思った。

 手摺とかあるから遭難していないと思うけど、あいかわらず誰もおらず不安に。

ようやく眺望の良い展望スペースにでた。ハイキングコースに合流できたようで人にも出会えた。
  この公園に来てから初めて目撃する人。 なんか安心したw

山頂に近づくとあちこちの岩場でクライミングをしている人達がおり、実際にやっているのを初めて見た。
  そりゃ岩場が穴だらけになるわなと納得。

原則は岩登りは禁止らしいけど、鷹取山安全登山協議会に申請登録し、利用条件を遵守すれば岩登りの許可が出るようだ。 けどこんだけ垂直岩壁あるので誰が許可を取ってるのかわからない。 巡回してる人でもいるのかな?

鷹取山公園の最寄りからは約30分ぐらい徒歩でかかる場所。
 アクセスは決してよくはないと思うけど、山に行くよりは遥かに楽よね。   

しかし こんな90度になってる天井部分まで穴だらけ…

Googleマップだけを頼りに行ったので、事前に園内マップを見てませんでした。 当然といえば当然ながらまた迷った…
登ったり、下ったり 

鷹取山の磨崖仏の案内を見つけた時は心底ほっとした。

念願の鷹取山の磨崖仏。
 画像だと迫力がいまいちやけど高さ約8メートル、幅は約4.5メートルもある弥勒菩薩尊像。

横須賀市の彫刻家・藤島茂氏が昭和35年(1960)から約1年かけて製作。
実は釈迦如来像もあったらしいけど、昭和40年に鷹取小学校建設のために取り壊されたようだ。

台座だけじゃなく、仏本体部分にもハーケンの跡と思われる穴が多数

磨崖仏からの帰り道の心配をしていると看板に手書きの案内があったw

手書き案内を信じて鷹取山の磨崖仏の横の道を進む。

まるで秘境にでも来たような錯覚に陥る切通し。見事だ

先ほどの案内板にも岩質がもろいとあったので、試しに触ってみるとぽろぽろ

切り出された石は、東京湾の海堡建設にも使用されていたらしい。

駅方向を教えてくれる表示があるけども”本当かよ?”と疑ってしまうようなレベルの道w 

 ようやく公園から脱出。 
整備された階段を下ると、すぐ近くには西友鷹取店があり磨崖仏の案内板まであった。磨崖仏から約10分もかからない距離で近かった。 あんなにも迷ったのに…w