青森県上北郡六ヶ所村。 この地名を聞くと最初に思い浮かんぶのは原燃。
せっかく青森県北東部まで来たのならば、ニュースで散々見聞きしていた原燃を知ろうと六ヶ所原燃PRセンターを見学したのですが、そのすぐ近くには六ヶ所村立郷土館があると知りました。 車なら3分と本当に近い距離。
歴史に疎い自分ですが、ネットの情報によると三内丸山遺跡が発見される前までは青森県内の縄文遺跡の中で一番大きな遺跡だとも言われていたらしい六ヶ所村の縄文遺跡群。
そんな六ヶ所村の縄文遺跡群と一緒に文化を学べる六ケ所村立郷土館を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
昭和40年代に原燃開発などの大規模開発に伴い発掘調査が行われたことにより、縄文時代の遺跡群と遺物が発見される。 その周知活動と保存を目的に平成3年8月に六ヶ所村立郷土館が開館。
世界遺産にも登録されたことでより有名になった三内丸山遺跡。
六ヶ所村周辺も同様の大規模な縄文集落が存在しており、まさに縄文文化の宝庫であったらしい。
なぜ平成4年(1992年)に発見された三内丸山遺跡は世界遺産になったのに、昭和40年代に発見された六ヶ所村の縄文遺跡群はスルーされたのか? という疑問が湧いてきた。
これまたネット情報だけども、どうやら六ヶ所村の原燃関連施設の敷地内にも多くが埋まっていることを理由にあげている情報もあった。
ではさっそく六ケ所村立郷土館を見学開始です。 立派な建物なので見学にも気合が入るけども、入館料は嬉しい無料。
館内には所狭しと縄文時代から昭和時代が案内されている。
展示されている民具の数々…
てか 思ったよりも展示品も多くてぎゅうぎゅう
展示というよりも保管してあるから見てってという雰囲気になってきた。笑
六ケ所村立郷土館でも縄文文化の紹介には力が入っており、屋外にも復元された住居があったようだ。
コンパクトなスペースながら規模が大きく感じる縄文体験コーナー。
正直 設備の古さは否めないけども、定期的に色々と企画展もやっており力が入っている。
出土された土器なども多数展示されているし、なによりも無料で見学させてもらっていることに感謝!
そして噂の縄文 美子(じょうもん よしこ)さん。 お会いしたかったです。
昭和46年 縄文時代の女性(推定20歳)とされる人骨が入った棺が発掘される。 人骨から当時の女性を復元されたことに付随して作られた対話式ロボット「縄文美子」。
ただ会話と言っても、主にロボット手前にあるタッチ式のモニターから選択する仕組み。 マイクがついており声で選ぶのも出来るようだ。 言葉のキャッチボールはないけども、縄文 美子がどんぐりを擦りながら縄文時代の生活などを教えてくれる。
屋外の写真を誤って削除してしまったけども、前庭にも復元された縄文美子さんの銅像。
↑画像だ左側屋外にちょっとだけ後姿が写ってます(;’∀’)