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都道府県別B級珍スポ

青森 縄文時代の建物で見上げるとは思わなかった。 三内丸山遺跡

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青森県青森市にある日本最大級の縄文集落跡で国の特別史跡に指定されている「三内丸山遺跡」
1992年(平成4年)から始まった発掘調査で、縄文時代前期から中期にかけての大規模な集落跡が発見される。 今から約5.900~4.200年前という数字はピンとこない。

そんな三内丸山遺跡「北海道・北東北の縄文遺跡群」にも含まれ世界文化遺産にも登録されてます。せっかく青森市内まで来ているのならば! というノリだけで訪問してきた個人的な備忘録となります。

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訪問日は大雨 それでも見学できるぞ三内丸山遺跡

訪問日は大雨。 見学後の青森市内には大雨特別警報が発令するほどだった…

平日の朝いちばんに訪問したこともあり見学者はぽつぽつ。
  館内をちんたら見学してから屋外見学、その間に大型観光バスが来るなどして人は一気に増えた。

建物(縄文時遊館)の裏には屋外にある遺跡 ”縄文のムラ”があるようだ。マップで見るだけでも広そう

展示は当時の生活習慣だったり

土器も豊富だから展示方法も大胆

土器だけじゃなく、土偶もたくさん。 色んな種類があるのも面白い

土器の接合や修復を実際に作業している所をガラス越しに見る事も出来るのには驚いた。
  さすがにカメラを向けるのは気がひけるので控えたけども、すごい集中力

そして見る者をすべてを圧巻させるようにと作られた! のようにも感じる 縄文ビックウオール

高さ約6メートルの壁に埋め込まれた、5120個もの縄文土器のかけら
  インスタ蝿じゃなくても、撮影したくなるポイントだ。

土器の展示方法って色々あって面白い

一般収納庫には高さ約4メートルの棚に、土器が並べられており見る事ができる。 
  下の段の土器なんて随分と大きい

コスパ&思い出として最高の体験工房

外は相変わらず雨… なので館内をちんたら見学していると発見した体験工房の案内

訪問時の値段になりますが、ミニ土偶つくりは¥330円。組みひもづくりなんて¥220円で材料代等込々で体験出来ちゃいますし、もちろん持ち帰る事も出来ますよ。

体験工房横にあるミュージアムショップで材料(画像左側の箱)を購入して、スッタフの方に教えてもらう。
  まさに図工の時間だ!

体が板のように扁平につくられた板状土偶。 三内丸山遺跡の中でも有名な大型板状土偶
大きさは異なるけども完成イメージ

作業は30分ぐらいでも出来ると教えてもらったけども、同伴者はかなり細部までこだわり 一時間近くかけてた笑

にしても実際に作業してみて思ったのは、”縄文”の名の通り 土器に縄の模様をつけるのがなかなか難しい… 手先が不器用とゆうこともあるけどもね。

完成した土偶は、スッタフの方が購入時の箱に綺麗に納めてくれるので、完成後すぐに持ち帰れるのも良い。
 持ち帰り後の約一週間ぐらい自然乾燥で水分をとばして完成。 

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雨が一時的に弱まってきたので屋外の縄文時代へ

訪問時の天気はあいにくの雨だけども、無料で長く靴や傘を貸してもらえる。
 ただ自分のサイズに合う長くつはタッチの差で無くなってしまった…

 雨も弱くなってきたうちにと長靴を待たず屋外へ。
1992年にもともと野球場を建設予定だった場所だけあって広い。

竪穴建物(復元) ここじゃなくてもよく見るタイプだけども、ここでは550棟以上も跡が見つかっているらしい。 それだけでも巨大な集落があったと容易に想像できる。

規模がまったく違うけども、こんなにも距離が離れてるのに基本的な建物の構造は似てるから面白い

見逃しそうになった南盛土

ここでは焼けた土や炭、石器、壊れた土器などが同じ場所に捨てられ場所で、厚さは最大で2メートルほどにも達している様子を見れる。縄文人のゴミ捨て場みたいなもんかな

訪問してる時点でも少し雨水が溜まってしまってるけども、この後の大雨でさらに浸水したとニュースで見て驚いた。

三内丸山遺跡で一番見たかった 大型掘立柱建物

三内丸山遺跡で一番見たかった 大型掘立柱建物

 もちろん復元されたものなんだけど、自分の中の縄文時代のイメージが大きく変化した

高さは約15メートルほどの大型掘立柱建物
当時の測量・建設・集落での団体作業など、どれも技術力が高い

柱の角度も意図的に内側に2度ほど傾けるなどしてるらしい。

にしても縄文時代の建物で見上げることがあるなんて思わなかったよ

六本柱建物跡

柱穴の間隔、直径、深さがそれぞれ4.2メートル、2メートル、2メートルで統一されてる技術力

穴の中には柱に使われた”栗の木”が残っている。 その柱も周囲を焦がして腐食防止されてるという驚き

まんだこの大きさは! 大型竪穴建物跡

先ほどと同じ画像ですが、今度は大型掘立柱建物と被ってる大型竪穴建物跡へは行ってみる

大型竪穴建物跡の内部1

 他の見学者の方もいるので中途半端な位置からの撮影になってしまったが、建物は幅10メートル以上で長さは約32メートルもあるので驚きだ。 まったくもって何だこの空間は!?

大型竪穴建物跡2

もちろん この建物も復元となっているが、内部で当時の雰囲気を想像するとワクワクしてしまう。

妄想に浸かっていると、他の見学者何組もが「当時もこんな照明があったんだね」「昔からカラーコーンもあったんだ!」というすべりまくってる冗談を何組も言っている。というどうしようもない発見を学んだ。