神奈川県川崎市中原区に鎮座する京濱伏見稲荷神社。
駅からも非常に近い場所にある神社。こちらにはたくさんのお稲荷さんがいるだけではなく、色んなポーズをしているというので調べてみる。
公式HPなどがないけども、神社本庁に属していない単立神社で、昭和20年から30年頃に建立されたという情報があり、興味が湧き実際に訪ねてきた個人的な備忘録となります。
京濱伏見稲荷神社を訪れるため降り立ったのは東急電鉄 新丸子駅。
隣駅の武蔵小杉駅も近いため、そちらから歩いてもいける距離。
新丸子駅を出てから3分もしないうちに、朱色の社殿が見えてきた。
商店街を抜け、突如現れる高さ約14メートルの大鳥居。
大鳥居の横の巨大な狐像だけじゃなく、よく見ると他にも複数の狐像。
正式な参拝ルートじゃないと思うけど、鳥居をくぐり左手に気になる物が見えたので移動。
摂末社などがあるけども、何よりも気になるのが富士山
使用されている岩は、富士山から運ばれた溶岩を塗装したもので、手前の神社は富士浅間神社になるようだ。
京濱伏見稲荷神社は外国人にも人気と事前情報で知っていたけども、実際に訪れて境内には富士山・千本鳥居・重層な社殿と賑やか。 さらに駅近くだし人気出るわなと納得。
ちらちら見える稲荷狐像が気になるけど、まずは拝殿にて参拝しご挨拶。
拝殿内は撮影禁止という看板。
社殿前にはたくさんの稲荷狐像があり、境内には108体の狐たちがいるようです。
なんでも初代宮司が煩悩の数だけと安置したらしい。
実際には数えてないけども、108以上にいるようにも感じてしまうほどの個性溢れる狐像たち。
招福池 と案内ある池は滋賀県の琵琶湖を模しており、琵琶湖に祀られている竹生島弁財天をお祀りしているそうだ。
いつかは琵琶湖内の島に行ってみたいし、なんなら宿泊してみたいと前々から思っていたので、勝手ながら縁を感じてしまった。
胴部分が長く、個性あふれるポーズが多い稲荷狐像たち。 中には黒い稲荷狐像の姿もあり、恐れ多いながらも可愛らしい。
稲荷狐像がわしゃわしゃしている招福池に浮く形代
社殿右手に祀られた摂社 祇園玉光稲荷
丁寧な解説版もそれぞれに設置されている。
何をしている最中かな? 相撲?ハグ? と色々とストーリー考えさせてくれる稲荷狐像たち。
神奈川県川崎市にながら、見応え十分すぎた京浜伏見稲荷神社。
稲荷狐像も綺麗に彩られているので、撮影スポットとしても最適かと思う。
でも撮影だけして帰るようなことは避けたいですね。