沖縄県石垣市川平といえば美しい川平湾が有名ですが、そんな川平湾では世界で初めて「黒蝶真珠」の養殖に成功した琉球真珠も有名なようです。
自分は真珠や宝石などにはさっぱり詳しく無いけども、平成12(2000)年に開催された九州・沖縄サミットでは、G8首脳夫人への公式プレゼントとして贈られたという琉球真珠のペンダント
是非とも真珠を見てみたい!
けども…冷やかしでお店にいくのは気がひけます…
しかし そんな琉球真珠株式会社の本店には、無料で見学できる真珠養殖資料館があるというので、訪ねてきた個人的な備忘録となります。
たとえ曇天でも南国に来たとテンションあがる川平湾
せっかくの川平湾なので海中を楽しめるグラスボートに乗船したり、川平湾公園にある川平観音堂を訪問。
そんな美しい川平湾からの海の贈り物として、世界初の黒蝶真珠の養殖に成功した琉球真珠株式会社の本店。
琉球真珠本店の目の前には川平湾。そして人魚像。
なんでも沖縄に残る人魚伝説として、1771年の明和の大津波にも関連してるらしい。
こんなにも平穏で波もなく、風待ち港としても活躍してた川平湾。 本当かなと思ったけども…
石垣島の桃林寺に訪れたさいに、仁王像が1771年の大津波で流されたともあったのを思い出した。
石垣島の行けなかった他の箇所にも、大津波の跡は今も残されています。
本店併設のカフェ。
川平湾を眺めながら飲み物だけじゃなく、八重山そばやタコライスなどもいただける。
広い駐車場も無料でありがたいです。
早速 店内へとお邪魔させていただきます。 店内に入るとすぐに『幸福を招く黒蝶真珠』
「こいつ…動くぞ!」
思わずアムロのセリフを自然と言ってしまう
店内の一部にある真珠養殖資料館
天然の黒真珠というのは40万個に一個の割合らしく、その希少価値から王族貴族に愛された真珠。
そんな貴重な黒真珠の養殖を目指し、いくつもの企業が他の地域でも挑戦するが、黒蝶貝の養殖は他の貝に比べとても難しく断念する企業が続出。 そんな中1970年(昭和45)年に黒蝶真珠の養殖に世界で初めて成功。 研究開始から実に18年もの年月。
黒蝶貝だけじゃなく、のちに白蝶貝の養殖にも成功。
真珠は人工授精で幼貝から母貝まで育てるところから始まり、挿核手術などを経て浜揚げまでに5年~6年かかるため希少性があがるわけと学ぶ。
黒真珠といっても、母貝の持つ色素によって真珠も変化し、黒だけじゃなくカラーバリエーションも豊富。
この美しさは店頭で見るしかないですね。
軽い気持ちで訪れたけども、真珠にかける長年の情熱から養殖成功した経緯を知れた琉球真珠株本店の真珠養殖資料館。
資料館の横というよりも、店内の一部に資料館があるので、旅の思い出に真珠を購入されてみてはいかがでしょうか?
口コミでは安く買えるという書き込みもありましたが、相場を知らない自分にはわかりませんでした。笑