日頃 馴染みのない生き物だけども、高い認知度を誇るだろう国指定天然記念物のカブトガニ。
日本では古くから瀬戸内海によく見られましたが、大きくて堅いカブトガニが漁の網を破るため、地元民にはかなり嫌われ除去されるなど激減。さらにカブトガニの生息地が次々と埋立てられてしまったのも大きく影響。
岡山県笠岡市には、そんな危機的な状況にある実際のカブトガニを見れるだけじゃなく、生態系なども学べる施設カブトガニ博物館あるらしいので訪ねてきた個人的な備忘録となります。
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道の駅・笠岡ベイファームにはカブトガニ模型展示
博物館に行く前に笠岡のモンサンミッシェル
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う~ん訪れたタイミングが引き潮すぎた
本場のモンサンミッシェルに行ったことない自分だけどもわかる! 名前負けしてるスポット。
それでもカブトガニに関連するスポットと知れたのは嬉しい誤算。 ※干潟には下りられませんのでご注意
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次に向かったのはカブトガニ博物館の向かいにある”カブトガニ繁殖地”
こうしたカブトガニの保護に不可欠な繁殖地「干潟」は減っている。
さきほど何も知らずに訪れた笠岡のモンサンミッシェルも、カブトガニにとっては貴重な干潟だと理解。
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神島水道の対岸に見える不思議な建物。
あれが目的地である笠岡市カブトガニ博物館。 上空から見るとカブトガニを模しているのがわかる。
カブトガニ博物館前の公園は恐竜だらけ
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カブトガニ博物館の駐車場に到着して驚いた。
かなりの台数がとめられる駐車場なのだが、空き場所を探すほどの混雑。
どうやら笠岡市立カブトガニ 博物館前の公園には恐竜がウヨウヨおり、遊びにきている家族が多いからだった。
公園は無料なので気軽に来れそうなので人気がありそうだ。
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あらかじめ建物がカブトガニの姿と知っていれば、そう見えなくもないカブトガニ博物館。
さあ いざカブトガニ博物館へ
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平成2年3月にオープンした世界で唯一カブトガニをテーマにした笠岡市立カブトガニ博物館
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早速 水槽にカブトガニが元気よく泳いでます!
実際に見ると… ちょっと… ねぇ…
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平成2年に開館したカブトガニ博物館。
カブトガニ博物館が開館する前の昭和63年に生まれたキャラ「カブニ」
平成21年にガールフレンドとして「カブ海」が登場し、平成28年に2匹は結婚。 その後も平成28・29年には子供も生まれ増殖中。
いつか再訪した時には大家族になっているかもしれない。
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ぐるりと周遊するよう順路にカブトガニに関する解説&展示
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4種類のカブトガニの分布を世界地図で見ると、1種類(アメリカカブトガニ)は北アメリカの東海岸に生息し、残り3種類はアジアの東南海域に生息。
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個人的には中々衝撃的な写真だが、これを見ている人はいかがだろうか?
メスよりもオスの数の方が遥かに多く、カブトガニの世界でも出会いは大変そうだ。
ちなみにカブトガニは英語でHorseshoe crab 実に覚えやすいけど、自分の人生では使う機会はなさそうだ。
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中でも一番印象に残っているのは、カブトガニの血液は、赤色ではなく青色。
注目するのは色だけじゃなく血液には銅を含んだヘモシアニン。 大腸菌やサルモネラ菌などの「内毒素」検査など医学の研究などに役立っているとか
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展示内容も本当に面白い。
興味がある人は展示&解説の多さからなかなか進めないけど、カブトガニの魅力まで辿り着けない人はあっという間に見終わってしまうかも。
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産卵直後の卵も模型でグルグル表裏学べちゃう
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カブトガニのマリオネット:模型とはいえ裏面は思わず引いてしまう…w
ハンドルを回すと脚や尾剣が動く。 思わず悲鳴をあげそうになったけど…よく理解できる。
館内中央には参加型カブトガニシアター
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館内中央の段々となっている座席。
正面にはスクリーンがあり、時間になると約40億年前の地球まで移動
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映像などはおもいっきり子供向け。ただ眺めるだけじゃなく、出題されるクイズに参加することができる。
しかしクイズは大人が参加するのは恥ずかしいレベル(;’∀’)
子どもたちは真剣にやっていましたね。 不真面目な態度で挑んでるのは自分ぐらい…
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こっちも簡単かと思って挑んだら難問も用意されていたカブトガニクイズコーナー。
なんとなく見学していたら答えられない問題も多い。くっ やるな
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中央のシアターがある上を見ると…ドームの形がわかり何かカッコイイ
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2階部分は屋外に続きカブトガニとも同じ時代を生きていた恐竜コーナー
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中にはどこかで見たような…骨が多い魚。 語彙力w
思い出した!
神奈川県小田原市の神奈川県立生命の星・地球博物館でも見かけた骨の多い魚。
ただそれだけの薄っぺらいエピソード
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館内設備の古さは否めないけども、カブトガニを広めようとする姿勢は強く伝わってくるカブトガニ博物館。
笠岡市が誇る天然記念物カブトガニを知ってもらい、保護活動を継続的に続けていくためにも是非訪ねてほしい場所。 クラウドファンディング等で支援を募っていることもあるようです。
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