前回アップした横浜市歴史博物館を訪れた個人的な備忘録
その近くには大塚・歳勝土(おおつか・さいかちど)遺跡公園があります。
そこでは今から約2000年前の弥生時代には、約100人ぐらいの人々が生活していたとされるムラの跡があり、復元された竪穴住居や高床式倉庫があるというので訪問してきた個人的な備忘録となります。
横浜市歴史博物館内1階のエレベーターを上がると…
大塚・歳勝土遺跡公園までの陸橋へと繋がっている。
大塚・歳勝土遺跡公園の入口にはマンガで歴史背景の紹介。
そういえば小学生の頃 図書館で見た事のあるようなタッチで懐かしくなった。
大塚・歳勝土遺跡公園のマップ
地図を見ると結構大きな公園のようだ。
今回は歳勝土遺跡&大塚遺跡が目当てで他は訪問してないが、工房や江戸時代の民家などもあるようだ。
遺跡は高台にあるので公園入口からは坂をあがる。
ルートは複数あるけども、スロープもあるので車いす・ベビーカーでも行けるようになっている。
つづら折りがエグイけども、登った時ちょっと達成感があった
歳勝土遺跡に到着
これが何だかわからなかったけども、どうやら復元された方形周溝墓という2000年以上前のお墓跡らしい
広い公園には遺跡・説明版もあり、その横の芝生では小さな子供達がボール遊びをするなど平和な時間が流れる。
この公園周りはマンション群があるため、静かな遊び場所を求めている人には最適そうだ。
目的の大塚遺跡に到着。
開園時間は午前9時~午後5時となっており、入場料などは無く自由に出入りできるのも魅力的だ。
※休業日が月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始とあるので注意
大塚遺跡に一歩足を踏み入れると…そこは復元された竪穴式住居が待ち構えていた
かつて ここに環濠集落があり、人々が生活していたんだなと思うと胸が熱くなる気がした。
竪穴式住居越しに周辺のマンションが見える。
周辺一部のマンションよりも高台にある竪穴式住居の方が高い位置にあると思うと面白い。
復元された高床倉庫
中を覗くことは出来なかったけども…
歴史の教科書前半で紹介される「ネズミ返し」を見れたので満足
横浜市歴史博物館で見たこの画にも高床倉庫は描かれていた
竪穴式住居の中へ自由に入る事も出来るようだ。
出入り口には足場も設けられていた。
確かにこれが無いと転ぶかも、足場が乾いているのに滑りそうだった。
中はこんな感じ 人が生活していたとゆうことで思ったよりも広い
内部には消火器も設置されていたけども、
当時の雰囲気を壊さないためなのかどこか控え目
内部から外を見た景色
きっと当時もこんな感じだったのだろうと思いながら見てると、中を覗きこんできた老夫婦と目が合い気まずくなった。
中にはスロープが設けている竪穴式住居もあった。
これで車いすやベビーカーでも入れそうだ
中には当時の雰囲気により近づけるためか、土器の演出もあった。
竪穴式住居の他にも型取り遺構、木橋なども再現されており、軽い気持ちで来たけども想像以上の満足度
何よりも平日夕方前に訪問なのに、ここを目的として訪問しているような人も、それなりにいて驚いた(失礼な奴)