福岡県北九州市小倉北区にはTOTOの本社があり、その敷地には2017年にTOTO創立100周年を迎える記念事業としてTOTOミュージアムが設立されてるんです。
しかも無料で見学できるし、何よりもトイレ・お風呂などの水回りは日常生活には欠かせないもの。 水回りの衛生歴史・文化を学びにTOTOミュージアム訪ねてきた個人的な備忘録となります。
小倉駅北口にはメーテル像と鉄郎像。
ちゃんとアニメを見た事はない自分でも知っている。
にしても普通に休憩で使うにはハードルが高いベンチ。
小倉駅の駅ビルを貫通するようなモノレール駅。
JRとの乗り換えも圧倒的に楽ちんだ。 駅から静かに出入りするモノレールは見てて飽きないけど、写真を撮っているのは観光客ぐらい。 地元民からしたら日常なんだよね。
ここが噂のTOTO MUSEUM。 建物の形が美しい
自分は小倉駅からバスで1本で来ました。 モノレールからでも来れるけども、駅から10分ぐらい歩く必要があるので、やはりバスの方が楽だと思われます。 利用していないけども駐車場も用意されているようだ。
1階がショールームになっており、目当てのミュージアムは2階。
どちらも入場料は無料ですが、今回はミュージアムを楽しみにしていたのでエスカレーターであがる。
受付を済ませて見学開始。
こちらでは無料で音声ガイダンスの貸出もやっていた。
ただ機械操作がよくわからず、一言も音声を聞くことなく返却しちゃいました…
TOTOのルーツと歴史を学べます。
創立時の会社名「東洋陶器」 かつてはカップや皿も製造し、食器生産の歴史を支えていたことを初めて知った。
TOTOの製品に対する並々ならぬ情熱を感じる『トイレバイク ネオ』
三輪トライクのシート部は見てのとおり便座となっているけども、トイレとしては利用出来ないそうだ 笑
燃料はガソリンではなく家畜の排泄物や生活排水などから作られるバイオガスで、大容量ボンベ2本を満タンにすると300kmほど走れるのだという。
実際に日本横断約1400キロの旅を完走したいう実績もある。
TOTOネオレストCMでお馴染みだった「菌の親子」
自分の中での寺田心くんといえば、今でもこのイメージ
解説が非常にわかりやすい映像シアター。
内部は撮影禁止。 シアターのあとにトイレを借りたのですが、流石というべき清潔さ&最新トイレを実践で試せます。 これは寄らないと勿体ない衝撃さ!!
創業者である大倉和親をはじめとする先人の功績や、TOTOの物づくりにかける熱い想いを紹介してくれる。
ショールームなんて無い時代に、商品の形・色を説明する際に使用していた20分の1サイズ
TOTOが陶器の経験・知識があるからこそできる技術力
上段の陶器タイプの小便器。 お洒落なお店のトイレになら今もありそう
しゃがむトイレから座るトイレに時代変化していく様子がわかる。
碑箱についてる取っ手みたいな物って掴むものかと思ったら逆だった。
十二単衣を着て、碑箱で用を足す機会なんて、この先無いと思うけど一応覚えておこう。
今では使用方法に悩むこと事体が考えられないけども、トイレ様式が変化していく最中は色んなトラブルがあったようだ。
洗浄水量の比較
にしてもトイレに囲まれて圧巻だ
かつては1回に流す水の量も20リットルだったけども…
新しいトイレだと1回で消費する水の量は3.8リットル。 約5分の1の量
トイレなんて1日に何回も使用するし、他にも使用する家族がいれば当然 その分使用する回数も増えると考えると、節水出来る量は馬鹿にならない。
節水は流す量だけじゃなく、ご存知の音姫。
色んな音姫を押せる貴重な経験。 自分の家でも欲しいくらい、音姫じゃなく音将軍ぐらいの物でw
珍しい色の水回り。
パステルピンクやアイボリーなどは見た事あるけど、ここまで色が強いと個性が強い
女性が立ったまま小が出来るように設計されたトイレ『サニスタンド』
1964年、東京オリンピックが開催された国立競技場の一部の女子トイレに設置されたけど不評だったという声がある一方、先に実際に使用されていたアメリカでは、中腰で用をたす『サニスタンド』ならストッキグが伸びずにいいね(๑•ㅂ•) ok❢ という声も多くあったらしい。
普通のトイレにも2種類ほど便座サイズがある事は知っていたけども、噂で聞いた事のある力士サイズ用は両国国技館が建てられた時に開発されたトイレも展示。
しかも座る事もできます! 自分が座ったら普通に便器にはまりそうになった。
とまあ トイレだけじゃなく、水回りの展示もあるので実に面白い。 無料だからと侮っていたけども、見学時間も1時間はキープしたいところ。
水回りの大切を学び 我が家も後日に、トイレじゃないけどお風呂場をTOTOさんでリフォームしました。