JR門司港駅 その雰囲気からも思わず皆が撮影してしまう。
ここ門司港周辺には魅力ある観光スポットが非常に多くて楽しい。
木造2階建でアールデコ調のモダンなデザインの旧門司三井倶楽部。
旧門司三井倶楽部は大正10年に三井物産の社交倶楽部として門司区谷町に作られ、平成2年に国の重要文化財になり、平成6年に現在の位置に移動が完了したらしい。
JR門司港駅徒歩1分、まさに駅近の優良物件。
1階の扉が閉まっており本当に入ってよいものか不安になったけども、1階だけなら無料で入る事ができます。
1階にはふぐ料理店が経営するレストラン「三井倶楽部」が入っており、門司といえば焼きカレーが有名なので、ここでも海鮮焼きカレーなどを食する事が出来るそうだけども、自分は予算の都合で断念…
目当ての「アインシュタイン・メモリアルルーム」は2階にあり、階段手前でチケットを購入。
1階階段手前で靴を脱ぎ見学していく流れ、2階には門司出身の女流作家・林芙美子記念室もあるようだけど、こちらは撮影はすべてNGとのこと。
大正11年、全国講演のために来日したアインシュタイン博士夫妻が福岡での最後の講演のため宿泊。
ここ「三井倶楽部」には5日間滞在したそうです。
複製品ながらもアインシュタインの手紙から手書き文字を見れる。 歴史の教科書でしか知らない人物に近づけた気がして、何だか感動です。 何が書いてあるのかわからないけど 笑
アインシュタインの日本講演旅行は日本の出版社により企画されたもので、大正11年11月17日からの43日間の日本滞在中に東京、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡で講演を行うほど、日本はアインシュタインフィーバー状態だったらしい。
時には「相対性理論」について2千名の聴衆を前にして5時間におよぶ熱演する事もあったそうだ。
アインシュタインの直筆・直筆習字 (複製)
旧門司三井倶楽部に宿泊する前に1泊した「旅館栄屋」で書かれた直筆サイン。
きっと大勢に囲まれながら描いたものであろうと想像してしまう。 書き終えた後には照れ笑いから舌でも出したのかなと想像してしまった。
アインシュタイン夫妻が利用したベッド(複製)
ベッドの歴史は紀元前からあるようだけども、日本のベッド製造会社は大正15年となっているので、アインシュタイン夫妻が訪問した、大正11年だと国内でもまだベッドも珍しかったのだろうか
アインシュタインは天気が悪い日はバイオリンを奏でるなどして過ごしていたらしい。
物理学者であるアインシュタイン。実はアインシュタイン博士は、バイオリンをこよなく愛し、ドイツ製の名器と呼ばれるバイオリンも所有しているほどだったらしい。
バスルームに入る事は出来ないので、扉付近から撮影。
お風呂よりも、先にトイレの構造の方が気になった。
別アングルからのバスルーム。 部屋が広いから余計にバスタブが小さく感じる。
興味からアルベルト・アインシュタインの身長を調べたら、はっきりとは残っていないながらも170~175cmではないかと言われているそうで、勝手に小柄なイメージだったので一番驚いた。