この駅の存在は随分と前から知っていたし、駅名の由来にもある通り、国道(国道15号・第一京浜)沿いにあるので何回も駅前を通過したことはあったけども、駅として訪問した事がなかったので行ってきました。
個人的な感想だけども国道駅がある、JR東日本鶴見線の駅は変わった駅が多い気がする
早速 国道駅に行ってみた。
駅名の通り 国道15号の前なので交通量は多く途切れることはない
バスロータリは無く すぐに駅高架下。
外壁には崩落を防ぐためネットが張られているが、横浜大空襲のさいP-51戦闘機による機銃掃射の弾痕
駅高架下 出入口に近い部分にも弾痕らしきものがありました。
レトロモダンな雰囲気からドラマ・映画にも登場する高架下
この雰囲気はまさに昭和!
天井のアーチ構造がたまらん
1930年の開業時からほとんど改装されてないらしく、タイムスリップしたような感覚になる
昼間の訪問だからか思いのほか明るい。 他の方の画像を見ると無理に薄暗い雰囲気に加工してるようにも感じる。
国道駅の高架下には店舗があり今も営業しているけども、夕方からの営業らしい。にしても覚えやすい店名。
高架下には店舗だけじゃなく、住居もあるのは驚きだ。
訪問時 玄関が少し開いており人の気配もしたので住人は居るようです。 なので配慮ある撮影をしたい。
昼間の訪問だけど…どことなく薄暗く照明が点されている。 この照明も好きだ
前はもっと店舗も多かったのだろうか…
読み取れないけども文字跡が残っている。 ここも店舗だったのだろうか…
国道反対側にも行ってみた。
やはり雰囲気あります。
こちらは旧東海道になるらしいけど住宅街で静かな雰囲気
… … …
駅内部へ
無人駅ながら簡易改札機もあるし、券売機もあった
駅内に入ると階段。 エレベーターやエスカレーターは無いです。
トイレは改札外にしかありません。 さすがにトイレの中を撮影する訳にもいかないので画像はないけども、男女共用タイプ。 もちろん ここも昭和の雰囲気な構造。 訪問時 内部の臭いがきつかったので使用するには躊躇してしまうかも。
国道駅は相対式ホーム2面2線タイプ。
反対ホーム(鶴見駅方面)に行くにはコンクリートブリッジを渡る。
コンクリートブリッジの欄干部分には、鳥の糞がすごかった。
鳥よけらしき物が吊り下げされているけど… よく見れば 生きてるカラスが普通にいて驚いた。
ホームは全体的にカーブしているけども、先ほどのレトロモダンな雰囲気から一遍、空も見えて開放的な気分に浸れる。
やっと国道駅を利用する事が出来ました。 昼の時間帯での訪問、駅高架下は薄暗い雰囲気だけども、薄気味悪いなど感じませんでしたし、地元住民の方も通り抜けとしても活用している様子でした。
このままの雰囲気を保ったまま令和の時代も残ってほしいものです。