令和2年9月1日覚醒下脳腫瘍摘出手術を受けました。
前日にシュミレーションということで、実際に手術室にて手術台に横たわり 首の角度を決めたりしてました…
まさか この角度がのちのち 自分を苦しめる原因になるとは夢にも思わなかったです。
手術前日
夕食は通常通り食べて 夜9時以降は用意された経口飲料水を飲むだけです。夜は緊張して寝れないかもと思っていたけど…
寝る前にamazonPrimeビデオでドラマ ドクターxシリーズを見て
医師の腕でこんなにも結果が変わるのかなと一瞬不安になりましたが普通に寝れました。
正直 なんだか手術が他人事のように緊張感ありませんでしたが…
朝食抜きで手術着に着替え 圧がかかる長い靴下を履き(術後 しばらくベッド上なので血栓などがたまらないようにらしいです)
朝8時に歩いて手術室へ…
手術室フロアーに入室してここで初めて緊張してきました。自分で手術台に横たわる時は、この景色が人生最後になるのかなぁ〜なんて思ったり。
実際に手術台に横たわり、しばらくして麻酔を打たれ ちょい耐えようと思ったけど…麻酔医の予告通りに10秒以内に落ちました。
手術中の覚醒
次に目が覚めた瞬間は、医者達に囲まれており、薬の影響で周りの景色が真っ白でした。
痛みは等は無く、恐怖心も無く…ただただ異常なほど眠かったです。
自分の頭から吸引してる音は聞こえてくるし、目の前にはカメラで撮影されてるのに気づきました。
それと手術前 自分は冷え性と言った影響なのかわかりませんが、身体が冷えないよう温風機みたいので温められつつ、シートで包まれています。
非常に暑く汗びっしょり…喉もカラカラだし 唇もガサガサ
意識は朦朧として眠くて瞼を閉じたくて仕方ないけど、一生懸命に起きようと努力し
なんとなく酔っぱらってる時の感覚に近いなぁ~とも思いました。
医師たちから『左手でグーチョキパーしてください』
『左足の膝立ててください』
など指示がきて、自分もその動作をやろうと思いますが…
思い通りになりません。
特に今も麻痺で苦しんでる左手に関しては、術中でも動かす事が出来ず 少し焦りつつも 内心 あ〜やっぱり麻痺に何だったんだなと冷静に思いました。
その瞬間別の医師から『左手きてますね〜』なんて会話が聞こえたのを覚えております。
ちなみに今も悩んでる声帯麻痺もあり、声が出ませんでした。
術後は今以上に声が出ませんでした。
異常なまでに首が痛い
一週間連続で寝違えたような感覚なんでしょうか
結局施術中 首の方向が一定方向で固定されており、その影響で首の筋も痛め 声帯も圧迫されたと予想されております。
これは術後 しばらくして聞いた話しですが、なんでも覚醒した時
自分が飛び起きそうになったらしいです (;’∀’)
想像しただけでも恐ろしいです。
担当が自分の頭元から吸引の音をさせながら『今3分の2ぐらい終わりましたよ〜』と言ってくれたけど…
え〜まだ終わりじゃないの…と思いながら首の痛みに耐えてました
途中 施術室の部屋を暗くして担当医の声で『光らないなぁ〜』と聞こえてきた 何度も明かりを消したりつけたり 部屋が明るくなる度に薬の影響で真っ白に…
心の中では光らないとどうなるの?と思いながら再び麻酔が再び回ってきたのを覚えてます。
首の痛みと喉の掠れ以外は本当に痛みはありませんでした。
手術中見た夢
数年前に亡くなった父親が、以前住んで居た家の屋外でぼー立ちしており、自分は以前住んでいた家の中から眺めてる ただそれだけの夢です。
怖いとかじゃなく ただただ不思議な夢でした。
そして目が覚めると手術室近くの廊下みたいな場所で、そこからは全身 管だらけながらも意識もしっかりとしており。やっと終わったんだと心底終わったんだと安心しました。
頭にも管みたいのが刺さってるし
画像もありますが、過激なので自粛いたします。
そのまま 別の治療室にて一晩明かして翌日には 元の大部屋に戻りましたが…
手術後の夜が一番辛かった。
左半身麻痺を確認して、首はありえないくらい痛いし、手と足はもちろんお腹周りの感覚も重く
眠りたいけど…麻痺によって 寝返りも自力でうてず。
声も出ないオマケ付きだし…
午前8時頃手術室に運ばれて、手術室近くの廊下で目が覚めたのが20時ぐらい長い手術だったんですね…
その晩は漠然とした不安に襲われ明け方まで眠れない夜でした…
今日 令和2年10月10日現在
今は転院してリハビリ病院に入院してるけど… 足は小走り出来るくらい回復しました。
ストレス溜まる環境やけど、リハビリは自主練も含め頑張っていこう!
あの夜感じた 生きる事への執着心を忘れず!
早く元の状態近くに戻りたいもんです