岡山県倉敷市矢部にある楯築遺跡(たてつきいせき)
自分はGoogleマップで知った楯築遺跡ですが、古墳好きの間では有名スポットらしく日本のストーンヘンジとも呼ばれてるとか。
本物のストーンヘンジには行った事が無いし、イギリスなので気軽には行けないけども国内ならばと歴史的背景なども調べず、ただ岩を見たいと訪ねてきた個人的な備忘録となります。
※歴史的な背景&解説などを求めている方は他のHPを見る事をおススメします(*’ω’*)
楯築遺跡がある場所を目指し進むと、田畑に囲まれるようにある墳丘墓。
弥生時代後期では日本最大級の墳丘墓らしいけど納得のスケール!
住宅街に囲まれてる楯築遺跡近くには5台前後の無料駐車場。
訪問時の駐車場はほぼ埋まっており人気があるんだな~と思ったけども、うち3台くらいは地元ナンバーの車内ではスーツ姿の人が爆睡してたり、エアコン取付します!と書かれたハイエース
楯築遺跡についての解説がされてます。 興味がある人はググってm(__)m
なんかオーラを感じる公園名『王墓の丘史跡公園』
公園内にはお目当ての楯築遺跡だけじゃなく、周辺には古墳がいくつもあるそうです。
なので多くの土器片や木棺や鉄剣なども出土されている。
丘を登っていく感じになるけども、整備された散策路なので無問題。公衆トイレも完備された。
少しのぼったところで何か見えてきた!
フェンスに囲まれた給水塔。国史跡の近くにあるので不思議な感じ。
どうやら同じように感じる方は多いようで、令和7年度以降に撤去するとかしないとか市で話し合ってるようだ。
そんな給水塔の真横にある収蔵庫。
窓が設けられており、さきほどの解説板には ”覗いてみな~” 的な事が書かれていたので合法的にのぞく。
旧楯築神社の御神体である旋帯文石「亀石」
一見ただの岩に見えるけど、ちゃんと見れば帯状の複雑な入組み文様が刻みこまれているのがわかりますね。
自分の中の弥生時代のイメージが大きく変わった瞬間。 個人的にはスピリチュアル的な事は好きじゃないけど、なんか凄すぎて寒気がした
さきほどの旋帯文石から少しすすんで到着した楯築遺跡
距離は超短いんですけど迷った。 違う茂み方向に行ってしまった。
5個の巨石が並べられている
現地までいった自分だけども、なんだか庭園のようにも感じてしまった。
ただ同じタイミングで訪問していた外国人2人組は、バズーカー砲のようなカメラを抱え興奮気味に連射していた。
事前調査&学が足りない自分には歴史的価値がよくわからないのが正直な感想。
この祠あたりの地下1.5mぐらいから埋葬の跡も見つかった!
なんて事もこのブログを綴ってる時に知りましたw
雑な自分でも、こんな巨石を弥生時代後期に人力だけで丘に運び、何らかの意味を持って立たせ、ココで祭祀をおこなった。
と思うと胸があつくなってくる。
楯築遺跡周辺には住宅街が迫ってきてるのが印象的だった。
昭和40年代の団地造成工事により墳丘墓の一部は破壊されたらしく、国史跡に登録されたのは昭和56年。
歴史的な価値が知れ渡る以前に工事がされてしまったのは残念と思いつつ、自分同様に価値がわからない人達だったと思うと…自分にはあーだーこーだと綴ることは出来ませんね。