しまなみ海道でも有名な瀬戸内海にある広島県尾道市の因島
村上水軍発祥の島でもあり、はっさくなどでも有名な島。何よりも美しい自然を楽しみながらサイクリングをするために訪れる人は国内外問わず多い。
そんな因島は囲碁が好きな人だった知っているだろう江戸時代の囲碁棋士・本因坊秀策の生家があり、「本因坊秀策囲碁記念館」なる場所もあります。
自分は囲碁に関してはヒカルの碁程度の知識だけども、そんな因島のとある屋外公園には囲碁が楽しめる場所があるなんて聞き、訪ねてきた個人的な備忘録となります。
囲碁に関する訪問は山梨県北杜市にある「囲碁美術館」と久しぶりだ。
秀策好きならぜひ 本因坊秀策囲碁記念館
到着した本因坊秀策囲碁記念館※左建物。 右側には再現された秀策生家が見える。
無料駐車場を見ると地元ナンバーと高齢者マークの組み合わせの車が多い。
これは施設を見学してるのではなくて、中で囲碁を打っている方達だった。
館内は撮影NGなので画像はありませんが、本因坊秀策の郷土ということもあり展示品の中には遺品なども多くあった。
有線やBGMなどない静かな館内からはどこからか碁を打つ音が聞こえてくる。
また館内にはここでしか買えないような記念グッズも販売されているので、囲碁好きなら記念に欲しいと思う。
記念館の裏にはある秀策生家「再現」
ここまで来たらと秀策が囲碁をはじめるきっかけとなったとされる押入れも見てみてきた。 再現だけどもね笑
碁盤目入りテーブルは実際に打てる
本因坊秀策囲碁記念館での見学も終えて、次なる目的地は公園にあるという碁盤を訪ねてみます。
さきほどの記念館から車で5分(約2キロ)移動した場所にある 尾道市ゲートボール公園
駐車場に車を停めさせてもらい、公園を少し探索。 にしてもこの巨大な建物は何だろう?
中を覗いてみると…
屋内用のゲートボール場だった! スゲー広い
屋内だけじゃなく屋外にも3面ものゲートボール場があった。さすがゲートボール公園
そんな公園すっみこにあるぽつーんとした小屋。
あった! 碁盤目入りテーブルです。 これが見たくて因島に来たようもんだ。
追加席として利用されているだろう一升瓶ケースたちが実に生々しい。
地元住民でつくる奉仕団体が約60万円かけて製作したものらしく、ベンチのゾウが可愛い。
大理石で作られたテーブルには碁盤二面彫られている。
貴賓溢れる碁盤で紳士・淑女たちの熱い熱戦が繰り広げられているのだろうか?
最初 灰皿かと思ったけども、蓋を開けてみると綺麗な碁石も用意されていた。
因島中庄町周辺には他にも巨大な碁盤での案内板があったり、町中の橋や溝蓋にも囲碁に関する工夫されており楽しい。
自分もまた9路盤からでも囲碁を始めてみようかと思うけど…集中力がない自分にはそれすら難しい。
屋外でも集中できるのって素晴らしいよ。 ほんとに