東京都台東区浅草には現存する日本最古クラスの浅草地下商店街がある。
浅草地下商店街はSSS級に有名な観光地である雷門・浅草寺の近くにあるので、観光ついでに地下商店街へも訪れる事も容易なはず。そんな浅草地下商店街の雰囲気は「昭和感満点のレトロだ！」「カオスすぎる」や「すごいディープ」など不定期にも繰り返しネットで称賛される不思議な地下商店街。
自分も何度か訪問した事がある場所だけども、アングラな空気に触れたい気分になってので訪ねてきた個人的な備忘録となります。
昼間などはまともに歩けないほど混雑している浅草寺や仲見世通りも、夜少し遅めに訪れれば人はまばら。
仲見世で買い物は出来ないけども雰囲気を味わうだけでも良いと思うは人にはピッタリな時間帯。自分は断然夜派
新仲見世通りの「6番出口」から浅草地下商店街へ
閉店準備をしているケバブ屋のお兄さんが、地下街入口の写真を撮っている自分を不思議そうに見る。
な なんて渋いんだ！
まるでダンジョンへ突入するかのような気分になる。 蛍光灯の不規則さがたまらん
階段がまっすぐじゃなく不自然な2連続L字踊り場。そんな踊り場部分には大正時代創業の理容室もあった。
浅草地下商店街の開設は1955年
明るい・あたたかい・ともだち感覚がキャッチコピー
階段を降りると最初に目に入ってきた 煌びやかに飾られた大量のワンカップ
通路反対側にも大量のワンカップが展示してある「NINJABAR」
外国人観光客の中には現代でもリアル忍者を信じている人もいるらしいので、喜ばれるのは間違えないだろう。
地下商店街の奥は行き止まりになっており、今は倉庫のような扱いになっているようだ。
駅から浅草寺まで地下道を掘る予定だったのが何かしらの理由で中断という話を聞いた事がある。
遅めの時間帯訪問だけども、まだ営業しているお店も。
こんな駅近くの場所ならちょっと飲み過ぎても安心ね。
日本最古クラス地下商店街の素晴らしい雰囲気に役立っているのは、やはりこの剥き出しの低い天井ではないでしょうか？ 手が届きそうな位置にある配管やらケーブルが美しい
あちこちに貼ってある「就寝厳禁」のポイントも高い
短い距離の浅草地下商店街なのに理髪室・理髪店が2軒存在。
※画像は別時刻(夕方)に撮影
のぼりをみると800円の”8”の所が修正されており、以前は700円だったようだ。 でも今の800円でもかなり安いね。
ベトナム料理店まである
こんな短い距離に忍者・ベトナム・タイ などアングラな空気が濃い地下商店街。
そんな地下商店街で販売する中古レコードがすべてクールに見えてくる。
タイ人女性との国際結婚の無料相談ができる 非常にグローバルな場所。
看板のフォントからも歴史を感じてしまう
この地下商店街の中でも名物になっている「浅草焼きそば」を販売するお店は閉まっていた…残念
※画像は別時刻(夕方)に撮影
にしても上野～浅草駅間は日本初の地下鉄区間というのが関係あるのか天井が低い。
浅草地下商店街から東京メトロ銀座線改札前につながりる部分がこんなにもクッキリ。笑
なんだか急に近代化した感覚に襲われる。
地上に出ると見えるスカイツリーと通称う〇こビル(アサヒビール本社の隣オブジェ)の景色。 外国人観光客に混ざって 日本人観光客も一緒に写真を撮るなどして楽しんでいる。
短い距離ながらも色んな見所がある浅草地下街
SSS級な観光地「雷門」からも近い場所なのでせかっくなら立ち寄る事をおすすめしたい。