青森県黒石市にある津軽伝承工芸館近くにある、東北地方のイメージが強い”こけし”をテーマにした『津軽こけし館 』という場所に訪れてきた備忘録です。
まず津軽伝承工芸館
津軽こけし館を訪問するにあたり駐車場を調べてると、津軽こけし館にも駐車場は完備されてるけども、隣接する施設 津軽伝承工芸館 にも無料で広い駐車場、観光、食事、お土産とすべてが整っているので、先に寄ってみることに。
こけしがお出迎えしてくれて、どこからともなく津軽三味線の音も聞こえてくる。
ここでは津軽の伝統工芸を見て・触れて・体験できるとゆうことで訪問する価値は十分にありました。
自分もここで津軽塗の制作方法を聞かせていただき、好みの津軽塗の箸を購入。
お店の方が、新型コロナの影響で地元修学旅行生・遠足も中止が続いており、地元の子供たちにも地元文化を伝えられないのが残念という言葉が印象的だった。
ここでの楽しみB級グルメ「黒石つゆやきそば」
ここ 津軽伝承工芸館 には食事出来る場所は何か所もありますが、自分の目当ては…
黒石名物の『つゆ焼きそば』です。
おにぎりもついて¥700円 観光地なのにお財布に優しい価格設定
念願のつゆ焼きそば。 つゆがソース味という不思議な感覚。 でも必要以上に濃くなくおかわりしたいくらいに美味しいかった。
自分がつゆ焼きそばを知るきっかけになったのは、Hulu限定動画の渡部の歩き方という番組だ。
津軽こけし館へ 1階は無料
いよいよ津軽こけし館へ。 訪問したのが平日ということもありお客さんはボチボチな状況でしたが…
1階にある こけしの充実ぷりっがすごい
本当に様々なこけし達がお出迎えしてくれる。 これだけあるのでお気に入りのこけしにも出会えるのは間違えない
1階部分は無料です。 なのでたくさんのこけしに出会えるし、こけし本体も購入出来ちゃう。
しかも 津軽系こけし工人によるこけし制作実演も見れる。
中には、こけしがプリントされたTシャツまで! こけし好きにはたまらないマストアイテム。
日本一のジャンボこけしもいるよ
こちらが日本一のジャンボこけしです。
1階フロアーにあるので、すぐに気づき思わず見上げてしまいます。
1本の原木をそのままに利用した作った。ジャンボこけし
高さ4.21m、重量はなんと755キロもある。
こけしを見上げたのは初めてだ。 制作には多くの人が携わっているのがわかる。
2階の有料展示コーナーへ
2階は有料展示室になってます。
1階の無料スペースを見てから、さらにこけしが見たい、知識を深めたいと思ってからでも、2階展示室へのチケットを気軽に買えるのもありがたい。
あたりまえですが、2階の展示品もメインはこけし。
1階と違い解説も多い、こけしの意味や由来などなど
伝統こけしは11系統に分類されその全ての産地は東北にあり、産地と主な特徴なども紹介してくれる。
正直 自分には伝統こけしのひとつひとつの違いは覚えられないながらも、この非日常的な膨大なこけしには癒しすら感じるようになってきた。
途中 有名人が絵付けた、こけしが展示されていた。
ここ『津軽こけし館』のHPを見ると、積極的にこけし館を盛り上げようと、色んなイベントを定期的に開催してるようだ。 有料ながら一般の人でもこけし絵付体験も出来るよう模様。(要予約)
知っている有名人はいないかと思わず探してしまう。
訪問する数日前に、↓を読んだばかりだから、エジプト雰囲気のこけしに思わずふふっと笑ってしまった。
1階は1階でたくさんのこけしが見れるけども、2階は落ち着いた雰囲気で、学びながら見学出来るのでありがたい。
木地師と呼ばれている人達が、湯治場で販売する子供向けのお土産品の木人形に顔や模様をつけたのが”こけし”の初めともいわれているらしいです。
真剣勝負という雰囲気で”こけし”作成している、名工を再現したマネキン。
非常に見応えある『津軽こけし館』
正直 普段あまり接することのない”こけし”だけども、今なお伝統的な手法で作成している様子や、地域により形、模様が異なるのも学べて楽しかったが、それ以上にあれだけの数のこけしにお目にかかれることはそうないだろう。
にしても 津軽伝承工芸館 通路にいた こけし(照明?)は不良漫画に登場してきそうなキレてる顔にしか見えなかった。笑
きっと これも個性なのかな。 自分のお気に入りのこけし 終