ゆいレール・おもろまち駅西側から徒歩6分ほどの場所に、慶良間チージ(シュガーローフ・ヒル)と呼ばれている場所があり。 そこは昭和20年5月12日から1週間に及び、1日のうち4度も頂上の争奪戦がくりかえされるという激戦の末、18日に至り米軍が制圧した場所。 シュガーローフの丘で戦闘が行われた1週間で11回も持ち主を変えたという激戦区跡。
そんな激戦の地を訪れてみました。
おもろまち駅 商業施設も多く都会感
駅を降りて目的地を目指しますが、交通量も多く 予想以上の都会感
どうやらサンエー那覇などの商業施設も多く 今も成長している新しい街という印象
上の画像 交差点すぐの所にそれらしき場所が見えてきた。
上の様子を伺う事は出来ない。
道路反対側に渡り、先ほどの高台を見てみた。
白い建物が見えるけど、これは水の配水池らしいです。かつて日米両軍で大勢の戦死者が出た場所で、命に係る水を管理していると思うと、改めて平和が尊いと思える。
高台をのぼり 上に行ってみた。
階段があり上にのぼる事が出来ますが、階段下にこんな物が落ちており。
ハイビスカスからも南国の雰囲気を感じる。
上に到着。 それなりに高さがあると思うけど、水の配水池を造るにあたり整地し、もともとの高さ、大きさも随分と低くなったという。
約76年前 ここでアメリカ海兵隊だけでも2.662人以上の戦死者、それに対し敗れた日本軍は記録がなく、死者行方不明者は数千名と言われています。
上に着いても、かつての戦跡であるとわかるのは解説板のみ。
静かに手を合わせさせていただきました。
あとは広場になっており、展望台らしき物もある。 展望台よりも後方には見上げるようなタワーマンション。横にもビルが建っており 登る前から景色には期待できないと思ってしまう。
訪問前にネットで色々と調べてから行ったけど、ここに路上生活者がいるという情報もあったので、おそるおそる階段をのぼる
誰も居なくて安堵。 景観に関しては5枚前の画像の通り
正直 何のための展望台なんだろうかと思ってしまった。
かつての激戦地
観光ブックに掲載される事は少ないと思えるけど、こんなにも身近な街中でも改めて戦争について考える事が出来る場所。 心霊スポットのように扱ってほしくないと願います。