東京都港区高輪にある、従業員向けに味の素グループ高輪研修センターの資料展示室として開館した食とくらしの小さな博物館。 味の素開発の歴史・食文化や生活様式の変化などがわかりやすく展示してくれており、予約不要なうえ無料で見学できるというので行ってみました。
このブログは食とくらしの小さな博物館を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘となります。

この博物館が建つ場所は、味の素グループの創業者である二代目鈴木三郎助が購入して自邸を建築した場所らしい。

立派な研修センターには、スーツ姿の人が頻繁に出入り。 自分のようなみすぼらしい姿は皆無で、完全に委縮してしまった。 不審者丸出しの口調で受付を済ませ。 手荷物はロッカーに預ける流れのようだ。

訪問日は休館だったけど、館内には「食の文化ライブラリー」なる図書館もあった。 禁止事項の伝え方が粋だね

2階にある「食文化展示室」

早速興味がある展示物。 現在では一目おかれる寿司?だけども、江戸時代では屋台で手軽に食べられるファストフードのような存在だったみたい。

今につながる食文化の姿を追える。

江戸時代の当時の料理を再現するにはの錦絵は役立つようだ。 そりゃ文章よりも絵の方が良いよね。

今でこそネットや動画でレシピを学べるけども、かつては家庭で受け継がれたり、写真なんて当然ながら無い料理書でレシピが受け継がれていたったんだね。

このレシピを真似ていくだけでも難易度が高そうだ。でも江戸時代の料理方法が残っているのはスゴイ事だよね。

グルーポンの「おせち事件」とは違い、たんまり入っている再現された江戸時代の花見弁当。

1900年から現在までを4つの時代に区分し、社会や世相の流れとともに味の素グループの歩みをたどりながら、

館内は撮影可と不可がこまめに混ざっているので撮影にも注意が必要。

発売当初の「味の素」 薬瓶に入っている味の素を見れただけでも訪問した甲斐があるってもんよ。

歴史を感じる味の素のポスター。 なんだかいいなぁ~

時代の食卓風景とその移り変わりをご紹介してくれる。世代的に懐かしい部分がある人もいるんじゃないだろうか?

瓶ビールのラベルが見えるよう正面に置かれている… これはキリンと共同企画など協力関係があったから?。

世界中に進出している味の素ブランド。その多さから文字通り世界中だねと驚く

より詳しくはパソコンで検索くださいとあったけど…あかんかった。 そんな茶目っ気も良きかな。