東京都文京区にある印刷博物館。
印刷大手のTOPPANホールディングス(旧凸版印刷)が印刷の歴史・文化・印刷技術等を扱っている博物館。2000年に100周年記念事業の一環で設立されたようです。
これは印刷博物館を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

日本の大手総合印刷会社の一つ・TOPPANホールディングスの本社ビル内に印刷博物館はあります。立派なビルすぎて自分の場違い感が半端ないw

エスカレーターを下ると受付。 支払方法が実に豊富で大手は違うと感じてしまった。

入館して最初のプロローグでは印刷の大まかな歴史を教えてくれる。これだけでも人類の印刷歴史をひしひしと感じられる。

木製手引き印刷機
時間帯が合えば実際の印刷実演が見られるようだ。 訪問前にHPをチェックが必要やね。

アニメ「チ。-地球の運動について-」にも登場してくる機械のモデル?
印刷実演は見られなかったけども、フィギュアで印刷の様子が想像できた。

秋葉神社火防祈祷神竃 など展示してある全部気になる印刷物。センスが良すぎる。

2013年7月。ギネス世界記録にも登録されている、縦横0.75mmという世界最小の本。肉眼じゃ見えない


綺麗で広く充実している常設展。
自分のようにチラッと見ていこうとすると後悔しますw まじめに見学したら何時間必要なんだろう…

印刷技術の向上は普段生活していく中で,誰しもが印刷物や紙幣などで恩恵を受けているもんなんですね。

常設展ではパネル紹介・映像紹介だけじゃなく、体験型の展示も。

中でも自分が気にいったのが、制限時間内に活字を並べるというもの。
文字が反転しているだけなのに苦戦してしまう… にしても単語のチョイスよw

字のフォント毎に使い分けられるおびただしい数の活字。
気が遠くなるような作業だけども、こうして見る分には美しいね。

活字の種類は漢字もあるので否応なしに豊富。
印刷技術もだけども、印刷に使う活字(文字)を選び出す作業も相当な経験が必要だね。

記念撮影のアイテムが独特w
印刷大手のTOPPANが運営するだけあって実に見応えがありました。 個人的には印刷黎明期などの実機が見れたことは興奮物。 事前予約が必要となるけども活版印刷体験もできるようなので、また訪問する機会があれば検討してみてもいいかも。 まあ自分は不器用なんで細かい作業が苦手だけどね。