神奈川県横浜市に住んでいる自分だけども、行きたくなる古都・鎌倉。
そんな鎌倉には自分が知らなかった興味深いスポットがありました。
それはGoogleマップでは宝戒寺隧道 と表示されているのですが、気になって調べてみると別名「お妾トンネル」とも呼ばれており、実に興味深いです。
資産家の方が私財を投じて妾に会いにいくためのトンネルを掘った？という話もあるそうですが、 Googleで「お妾トンネル」と検索して出てくるはまれぽ.comさんの中に詳しく調べ上げた記事もあり面白いです。
そんな記事の影響もあり、 神奈川県鎌倉市小町にある宝戒寺隧道(妾トンネル)を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
目指す「お妾トンネル」に行く前に少し寄り道。
鎌倉幕府終焉の地の地として有名な「東勝寺跡」
今は一見すると何もない立入禁止の空き地だけども、土の下には遺構が残っているそうです。
ここで北条高時と一族が自刃したと思うと色々と考えさせられる。
周辺には民家も多い中で、心霊スポットとして訪ねる人も多いようだ。
確かにネットには過剰に騒いでいる連中の動画などが今も簡単に見つかりますもんね… 看板の注意書きからも苦労が伝わってくる。
東勝寺跡から少し先に進むとある腹切りやぐら。 そのすぐ横はハイキングコースにもなっていた。
以前は切腹やぐら内まで行けたけども、今は当時と違い崩落危険防止のため立入禁止。
この先には洞穴があるのだけども、植物が生い茂っており確認できない。
訪問したのが日中だったからか、すぐ近くまで民家があるからなのか心霊的な物は一切感じない歴史的なスポット。
以前訪問した神奈川県逗子市にある「まんだら堂やぐら郡」
心霊スポットの話題になるとよく出てくる小坪トンネルも通ったけども、やはり日中なら交通量も多くてビビる必要なし。
東勝寺跡・腹切りやぐらを見学してきたけども、宝戒寺隧道(妾トンネル)を目指すことに。
途中 この先のトンネルサイズが小さい事を知らせてくれる注意看板。 なんかワクワクしてきた。
にしても勾配がキツイ…
ここで暮らしている人達は自然と足腰が鍛えられそうだ。
少し息を切らしながら到着した宝戒寺隧道(妾トンネル)
訪問前はもっと薄暗い場所をイメージしていたけども、照明も完備されており足元も安心。
何よりも既に反対側が見えているのが謎の安心感を感じる。
もっと素掘りに近いかと思っていたけども、補修工事もされたようで不安感などもない。
トンネル内の幅は狭いので軽自動車でも大変そうだ。
トンネル内を通行している時に車が来たら、避難する場所もないので外に急ぐしかなさそうだ。
トンネル内を撮影している時に通行人と郵便配達のバイクが通った。 地元の方を中心に現在でも活用されている宝戒寺隧道。
反対側に出て来た。
とはいえこっちから鎌倉駅を目指すと遠回りになりそうなので、特にやる事もないのですぐに引き返す。ｗ
鎌倉駅周辺まで戻るとこんなにも観光客がいたのか！
今さらだけども、やっぱり鎌倉って観光としても人気なのね。