鹿児島県南九州市知覧に訪れる機会があれば長年行ってみたいと思っていた場所がある。 それは知覧特攻平和会館です。 説明は不要だと思うので省くけども、必ず見学したいという気持ちの一方、正直 不安になるような思いもあった。
見学後に気持ちを切り替える意味でも他に違うスポットはないもんかとGoogleマップで検索すると、田んぼの中に豊玉姫陵という気になる場所を見つけました。
詳しい歴史的背景はわからないながらも、田んぼの中にぽつんと鎮座している豊玉姫陵を見てみたい! という気持ちになり訪ねてきた個人的な備忘録となります。
知覧特攻平和会館までの道路には灯籠が長く続く…
この時点で胸が締め付けられるような思い。 だが行かないという考えは思いつかなかった。
「一式戦闘機 隼」のレプリカが展示。
説明も不要な特攻作戦。 参加した特攻隊員は17歳から32歳で平均年齢21.6歳という若さ。
17歳という年齢で参加されている方がいるとは知らず衝撃を受けた。
やはり知覧特攻平和会館の見学後は、感謝の気持ちといつつも割り切れない思いで気持ちが下がる…
知覧特攻平和会館・ミュージアム知覧の見学後、車で約8分ほど移動すると見えてきた目当てのスポット豊玉姫陵
田んぼの中のぽつんとある鳥居が目立つ。
駐車場などないので、交通の邪魔にならない所にとめて畦道を歩き近寄る。
RPGゲームだったら確実にイベントが起きる場所だな と低レベルな感想しか出てこない自分…
どうやら豊玉姫の陵墓として伝えられている場所で、ここ知覧には豊玉姫にまつわる伝説が多く残っているそうだ。
細かい点の説明はこの糞ブログでは割愛です。 丁寧に解説してくれてる記事は検索すればすぐに見つかるほど有名。
以前は木が生い茂っていた小さな林だったようだが、 「鍬を入れてはならない」という伝えは守られ続けている。 耕地整理が行われて以降も現在のようなかたちで残っている。
車で5分もかからない場所には、カラクリ人形でも有名な豊玉姫神社も鎮座している。
徒歩圏内の知覧武家屋敷や富屋食堂とも併せて見学するならば半日では足りない。
本当に幻想的な風景。
こんな景色を穏やかな気持ちで見れたことを、旅立った英霊たちに感謝したい。