広島県竹原市に属する大久野島は、瀬戸内海芸予諸島の一つであり「ウサギの島」とも呼ばれてます。
その一方で「毒ガスの島」という闇の歴史も… そのあたりの歴史に関してはまた別の機会にでもブログで触れさせてもらいますが、今回はおじさんの自分もうさぎさん達と戯れたい! という強い願望を抱えながら大久野島へ訪ねてきた個人的な備忘録となります。
宿泊していた三原駅周辺から、大久野島へ渡る乗り場まで時間はかかるけどもバスで移動。
途中 造船所などが見えて広島らしさを感じてしまう。
大久野島へ行くためのフェリー乗り場に最も近いJR忠海駅。
うさぎの餌を忘れても近くのスーパーやコンビニでも購入可能とネットにあったけども、朝早く島に行きたかったのでスーパーは営業前だし、コンビニでは繁忙期のみウサギの餌を扱っているといわれた。
忠海港待合所
うさぎの餌に関しては、前日宿泊していたホテル近くのスーパーでキャベツ1玉買っておいた。
大久野島へのチケットも自動販売機で購入できるし、こちらでもウサギの餌(ドライタイプ)も購入できる。
注意点としては、大久野島ではウサギの餌は販売していないこと。
まだ朝早いためか乗船客は少ない。
これはうさぎに餌をあげるライバルが少ないという意味でもある。
自分が大久野島へ訪問したのはシーズンオフの平日。
もっとも うさぎたちに早く会いために早起きして、早朝便に乗船しているかガラガラ。
こうして見ると便数も多いけど、連休などは乗船するために何時間も並ぶ必要がある事も多々あるようだ。
「忠海港ライブカメラ」とYouTubeで検索すると24時間港の混雑具合も見れるので参考にするとよいかも
船内だけじゃなく、港などのアチコチにうさぎとの接し方の注意が促されている。
もっともマナーを守らない連中は読まないし、聞く耳ももたないのが悲しいけど現実。
瀬戸内海に浮かぶ大久野島。
出航してから15分ちょっとで着くのであちゅう間
フェリーだけども、一般人は大久野島には車両での出入りはできない。 船はこのあと忠海港には戻らず大三島まで行くようだ。
大久野島に処理場などは無い。
自分はごみ回収車と仲良く大久野島へ上陸。
早速 上陸するとチラホラうさぎさんが見える!! ※画像には写ってませんけど 笑
うさぎたちに手にキャベツを持っていることを目撃されると… うさぎの方から駆け寄ってくれます♡
これを体験したくて朝早くに来たのだ! 来て良かった
もふもふそうで可愛い。
こちらからタッチは禁止だし、餌をあげるにしても道路などでは禁止。
島内には数少ないながらも車両の通行はあるし、レンタル自転車の往来などもあるため
そもそもなんで大久野島にうさぎが多いのか? それは諸説あるけども…
- 終戦まで毒ガス製造工場があり、実験動物として飼われていたうさぎが野生化した説
- 小学校で飼われていたうさぎが野生化し繁殖した説
とあるそうです。
自分も実際に訪問する前日に立ち寄った「お好み焼き屋」の店主が、自分の知り合いが最初に大久野島にうさぎを放ったと豪語していた。 自分は食べるのに夢中でそれを話し半分に聞いていたけども、大久野島にうさぎが多いのは事実
うさぎからのタッチはOKですよね。
耳が入ってないけど接写が可愛すぎる。自分もキュンキュンがとまらない
大久野島には島唯一の宿泊施設である休暇村大久野島が存在。
純粋にたくさんうさぎたちと触れ合いたいなら宿泊するのがベストだと思う。
日帰り客がいない朝などは、うさぎたちも腹が減っているのでむこうから寄ってきて誰でもモテモテになれる。
ただ足元にはうさぎたちの巣が一面に広がる。 夜間だけじゃなくても撮影や餌やりに夢中になりすぎて転ばないように注意
大久野島は一周しても周囲4.3kmの小さな島。特にルートは決まってないけども、島中央は横断・縦断できないので時計回りか反時計回りぐらい。
ある程度時間が経つと、島に渡ってくる人も増え、同時に反対側からえさを持ってすれ違う人も増えてくる。
中には米袋10キロのようなうさぎのえさを持っており、正気か!?と驚いた。 しかもそれが何人もだ
うさぎたちもお腹が満たされてくるとエサを食べません。
一部の観光客は余ったえさをお清めの塩のように大量のエサを地面にばらまいて立ち去っていく…。 午前中だけでも何カ所も痕跡を見かけた…
結果的にうさぎの天敵であるカラスやねずみが集まってくる悪循環。
うさぎに好意を抱いてエサを与えているのにね…。 少し先の事も考えればわかりそうだけども…人間って勝手よね。
島の探索を終えた自分達はお昼前の船で忠海駅まで戻ってきました。
うさぎのえさにと用意したキャベツは半分以上あまったので、その夜の宿でちぎってサラダとして完食。
忠海駅まで行きはバスで来たので、帰りはJR西日本呉線で三原駅方面へ
車窓からの景色はまるで船に乗っているかのような光景が広がる。
呉線の本数は1時間にだいたい1本となっており、行きは船との接続時間が合わずバスを利用。
車で忠海港へ行くなら駐車場も完備されてるけども、交通機関での訪問を考えてるなら時刻表の事前確認をおススメします。
そして うさぎさんと多く戯れたいなら人が少ない午前中(早朝)か現地宿泊がおススメ