東北自動車道の村田ICで降り宮城県柴田郡にある「道の駅 村田」に立ち寄りました。
村田町の特産品を中心とした野菜なども多く販売しており、自分も帰宅道中だったので野菜を多目に購入。
買い物を終えて、さあ帰ろうと思っていると同じ敷地内に隣接するように地元の歴史資料館「村田町歴史みらい館」があったので、訪問してきた個人的な備忘録となります。
駐車場反対側にある村田町歴史みらい館。 画像は道の駅 村田
月・祝が休館ながら無料で入れる歴史資料館。この時点で初めて村田町歴史みらい館気付きました。
まったくもって予備知識無し&道路が混雑する前に帰りたいので見学時間が少ない状況での訪問でしたが、入口に話題の展示と見逃してはいけないポイントをまとめてくれてる優しい案内
建物内には図書室や研修室があり、見学出来る箇所は限られるながらも映像室や常設展展示では本格的な内容が並ぶ。
歴史館なので町内で発掘された縄文時代からの紹介となり土器などが展示されている。
村田・姥沢遺跡では縄文中後期の出土品が多いらしい。
村田町の「布袋まつり」を紹介する布袋山車の模型なども展示。
あとから知ったけども、ボタンを押すと動くカラクリもあったようだ
他には地元村田町出身で4度もオリンピック出場を果たしたメダリストの紹介だったり、かつて走っていた軽便鉄道の切符や資料などが並ぶ
仙台と山形を結ぶ街道の交易拠点として栄えた村田町
近くには村田町村田伝統的建造物群保存地区として、今も当時の「宮城の小京都」を感じ取ることの出来る蔵などが多く残っているそうだ。
展示物の中でも最も興味深く、異質なのはこちらの「鬼のミイラ」といっても間違えないでしょう。
詳細は省くけども、むかし渡辺綱が京都の羅生門で悪さをしていた鬼を片腕を落とすも討ち損ね、逃げた鬼を追って宮城県村田町の姥ヶ懐までやってきた。そこで鬼は渡辺綱を人間の姿になり騙して、結果として見事 切り落とされた自分の腕を取り返し逃げ切ったらしい。終
1994年(平成6年)に町内の民家の蔵から発見された「鬼のミイラ」
ガラスがはめ込みタイプ&半分近くがすりガラスなのでよく見えませんね 笑
鬼の頭と手?のミイラらしいけどもどうなんでしょうか?
「鬼のミイラ」としか説明がありませんが、ネットで調べると画像左側は鬼の右手とゆうことになってるし、実際に3本指の手にも見えますね。
鬼の顔はデカいです。 だいたい縦35センチ、横25センチなので、身長は2.5~3メートルほどと推測されるらしい。
見る人の数だけ意見があると思う「鬼のミイラ」ですが、こちらが発見された民家でもなぜ保管されていたかなどの記録はなく不明なそうです。
でも鬼は切られた右手を取り返したよね? なんてツッコミを入れるのは野暮ってもんで、すべての詳細が不明なままの方が、人の妄想力を掻き立ててくれるので個人的には好きです。