沖縄には地元で無いと読めない地名が多いですが、世界遺産の中でも初見で読めないと思われるのが玉陵
玉陵は琉球王朝の王族が眠る神秘的な陵墓。 というぐらいの浅い知識しか無いけども折角ならばと行ってみた個人的な備忘録となります。
※ 今回はほぼ画像のみで綴っています。 自分程度の頭で第二尚氏王族の歴史語っていくと、いつも以上に間違えだらけの情報になりそうなので…(;’∀’)
首里城公園前のバス停で降りる。 ゆいレール首里駅より徒歩約15分なので歩いてもこれるけども、ちょうど来たバスに乗った。
バス停の前には池があり、そこには見慣れない鳥がいた。 鶏なのだろうか…
玉陵は首里城公園のすぐ近くにある。 そのため第32軍の司令部から近いため、米軍の激しい艦砲射撃も受けましたが、1974年から3年余りの歳月をかけて修理工事がおこなわれました。
普通に街中を歩いていても南国気分を味わえるから新鮮だ
玉陵は、これまで国指定の重要文化財として、2000年には世界文化遺産「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」に登録されています
出入口も往来がしやすいように緩やかなスロープになっていた。 このあと地下にある資料室に行くのだけども、そこもエレベーターが完備されて、しっかりとバリアフリー
いよいよ目的地の玉陵
ここで入場料を支払い、まずは地下の展示室&資料室へと促される。
この後に訪れた首里城とは訪れてる人の雰囲気も異なり、静かに見学が出来た。
観光客が少なかった為なのか、ただ荘厳な空気が流れていた。
にしても沖縄で見る植物は独特だ
いよいよ中へ入る
なんて立派な場所なんだろう。
墓室は三つに分かれており、それぞれに目的と役割がある。
建造物として沖縄県初の国宝
全体のつくりは、当時の板葺き屋根の宮殿を表した石造建造物になっているそうで、墓域は2.442㎡あるそうです。
玉陵碑
1501年に建てられた物で、玉陵に葬られるべき人々を規定したものらしい。
つまり限られた家族しか入ることができないという意味らしく、尚真王の長男・次男の名前が記載されておらず、王室内に勢力の対立があり、廃されたと考えられているそうだ… 生々しいね
よく見ると 細かい装飾も彫られている
玉陵から次なる目的地の首里城へ歩いていく途中に、お洒落なお店で沖縄県民のソウルフード・ポークたまごおにぎり=ポーたまをいただく。
本当に美味しかった。