※訪問したの令和4年3月16日の地震前です。 仙台城跡近くでは見学ルートの変更もあるようなのです。 また伊達政宗騎馬像も地震の影響により傾いており、現在修復中のため、見られない可能性もありますので訪問前の各自で情報確認おねがいします。
仙台市でも一番有名だと思われる伊達政宗公騎馬像
仙台城跡に立つ伊達政宗公騎馬像は、令和4年3月16日の地震により、台座と接地する馬の足部分にヒビが見つかっており、現在は修復作業中で囲いに覆われ見れないらしいです。
今回 伊達政宗公騎馬像を見るという目的は達成できたけども、実は別の目標として初代の伊達政宗公騎馬像に会いに行くことにします。
つまり今修復中でありお馴染みの仙台城跡の伊達政宗公騎馬像は、実は騎馬像としては2代目・伊達政宗公の像としては3代目になるらしいです!
現在はどうなっているのだろうか…
目当ての初代仙台城跡・伊達政宗公騎馬像は、仙台市博物館にいるらしいので案内図に従い進みます。
青葉山公園内の歩道を進み、像を目指す
青葉山公園内でも立派な石垣が登場。
ここの案内看板を見ると2011.3.11東日本大震災の時に石垣が崩れたと案内があったけども、この間の地震(令和4年3月16日)は平気だったのだろうか…
ハイキング気分で公園内の歩道を進み、目当ての仙台市博物館に到着しました。
気になる後姿があるけども、こちらが先ほど紹介した仙台城跡にある伊達政宗公騎馬像の「初代」です。ちなみに仙台市博物館は令和6年3月まで大規模改修工事中らしいですが、建物の外にいる「初代」に会う事は出来ます。
騎馬像と言いながら胸像になっているのには理由があります。
仙台城跡の初代騎馬像は伊達政宗公生誕300年を記念し、地元の青年団によって仙台城跡に設置されました。 しかし そのわずか9年後 太平洋戦争が激化していくことにより金属類回収令が発令し、騎馬像もまるっと金属として提出する羽目になってしまいました…
戦後に塩釜市の金属回収所に打ち捨てられていたのを奇跡的に発見。どうやら初代騎馬像はバラバラにされたものの上半身は溶解を免れていたようで、それを郷土史家が一部を買取るなど色々な経緯があって、現在は仙台市博物館庭に胸像として展示されているようです。
ちなみに胸像には騎馬像と違い、かなり近づく事が出来るので、表情も見れて楽しいですよ。
歴史を知ると、さらに伊達政宗像に輝きが増して見えるよ