台湾 台中にある台中公園。 現在では市民の憩いの場ともなっている公園ですが、かつて玉音放送も流れたこともあるという放送電台擴音台(ラジオ塔)が今も残っていると知りました。 歴史に詳しくない自分が見に行ってきたという、これは誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

バスでやってきた台中公園。

想像していたよりも遥かに綺麗なことと、散歩している人が多い印象を受ける。

公園に横たわる何かしらの遺構。
最初は何だか分からなかったけど、見る角度を変えたら鳥居だと理解。

どうやら1911年(明治44年)に台中公園内に創建された初代台中神社の遺構らしい。

台湾で公園に訪れると、どこでも南国雰囲気モリモリなのも見応えがあって楽しい。

見たこともない鳥が飛ぶ事なく歩いてた。 思わず撮影している自分だけども、地元の人は足元に鳥がいても気にしていない様子だった。

Googleマップにもしっかり載っているので、広い公園内でも簡単に見つかった放送電台擴音台。
台北(二二八和平公園)にも現在でも残っているらしい。

日本統治時代からある街頭ラジオ。 落書きなどは無かった。

こちらには日本語こそないけど解説板があり、1935年に台中放送局によって建てられたらしい。

御影石の台座、4面にスピーカー、碍子まで確認できた。
現在では使用されることはないけども、1960年代まで使用されていたというのも調べて知り驚いた。

今はラジオ塔から音が出てくることはないけども、公園のあちらこちらでは大音量で青空カラオケ?が開催されている。 目的は異なるけども、市民の憩いの場では人に何かを伝えようとする行為は現在でも続いていた。 終
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