静岡県湖西市にある豊田佐吉記念館。 こちらはトヨタグループの創業者である豊田佐吉の誕生120年を記念して、生誕の地に開館したという記念館。
トヨタといえば愛知のイメージが強いけど、創始者・豊田佐吉の生まれは静岡県だったんですね。 無料で一般公開されているというので、訪ねてきたというコレは誰のためにもならない個人的な備忘録となります

いかにも入場料が必要そうな雰囲気だけども、特に受付等もなく無料で見学ができました。

入り口前には無料の駐車場。 自分以外にも車はいたけど、車中で休憩している営業マンみたいな人だった。
にしても長閑な場所。

地図を見ると展望台まである広い敷地。
時間の都合で展示室と納屋、そして生家だけを見学させてもらう。

訪れるのはトヨタファンだけじゃなく、関連企業で勤めている方は研修で訪れることもあるそうで、まさにトヨタの聖地のひとつともいえる場所。

織機などの展示がある展示室。
豊田佐吉は独力で「豊田式木製人力織機」を発明し、TOYOTA自動車の前身である豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)を創設。

1924年(大正13年)に完成したという「G型自動織機」。 当時、世界で最高性能の完全なる自動織機。

幼いころ家族に隠れ、内緒で織機の研究をしていたという納屋。

知識のない状態から織機を完成させる努力の人。
織機も見所だけども、当時は納屋の2階を拠点としていたらしく、見上げられる2階も見所。

何だか控えめの大きさに感じる豊田佐吉の像。

さきほどの展示室・納屋から少し離れた場所にある佐吉生家。
訪問日は暑かったので、この距離の移動でも日陰も少なくしんどかった。

生家の近くにはトイレ・空調・自販機が完備された休憩所もあり、ありがたかった。
スタッフなのだろうか? 休憩所奥からはテレビの音がずっとしていたので誰かいると思うけど、結局 人の姿を見ることは無かった。

天下のトヨタグループだけあってか庭園もゴミひとつ落ちてない綺麗な状態。

内部も営業時間内なら無料で見学できるようなのでお邪魔します。

農機具などの展示がある他に当時の生家写真などもあった。

家族に楽をさせてあげたい! という思いが原点となり始まった織機開発。
人のために行動し発明したという偉大さが伝わってきた。
ちなみに元々は「トヨダ」だった社名がが、「トヨタ」に変更になった話は有名。