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都道府県別B級珍スポ

大分 日本での明礬製造の始まり。 明礬温泉・湯の花採取見学してきた。

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温泉県ともいわれている大分県。 その中でも湯量が豊富で知られている別府
 

今回は別府温泉でも標高が高いところにある明礬温泉。 そこでは日本での明礬製造の始まりである地としても有名らしく、そんな湯の花採取見学無料できると知りました。コレは湯の花採取見学を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

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別府には10種類中7種類の泉質がある

 別府に観光に来たのならば別府地獄めぐりを考える人も多いと思います。
 自分もそんな一人だけども… 正直 別府地獄組合の7つすべての地獄をコンプリートするのも面倒w

一番人気らしい海地獄へ

とりあえず一か所巡ればいいやと訪れたのは海地獄
いや~流石にメジャー観光地。 外国人も含め人が多い! 午前中の訪問ながらパンフレットは既に無いよ。

敷地内にある1階のお土産は大変混雑しているけど、2階にある ギャラリーAOはたまたま空いてました。
ベランダからは海地獄もよく見える穴場なのに。

無料なのでパネル紹介が多いけども、海地獄だけじゃなく別府温泉全体の歴史を学ぶには最適。
個人的には地獄ブームに便乗しようと、続々と掘るもんだから湯量が減ったという話も生々しくて好き。

左画像:昭和12年には自分でも知っているヘレンケラー(左)も海地獄に訪問
右画像:日本最初の遊覧バスと女性バスガイドさん

国指定名勝の海地獄。 今回ここを選んだのは駐車場が近いやギャラリーがあるという理由もあるけど…

海地獄の敷地内には赤池地獄もあり、一か所の訪問でを見れるから。 規模は小さいけどねw

一番 行きたかった目的地 明礬温泉湯の地へ

別府の中でも一番標高の高い所にある温泉が明礬みょうばん温泉。

ワラ小屋が並ぶ光景。ちょうど観光客も落ち着ていた中での訪問。

明礬は薬・火薬・染め物・鍛冶溶接・止血剤など多方面に使用され、重宝されていた。現在でも「薬用 湯の花」の製造は続いている。

立ち寄り湯の他にも貸切湯などもあるようだ。  予約は出来ないようだけど、訪問日は空いていた。 ただ自分の予定が空いていなかったので入浴できず… 残念。

これだけ硫化水素の匂いを嗅いでおいて、入浴もしないのは残念すぎるので足湯ならぬ手湯を体験。

無料で見学できる! 湯の花採取現場

お目当ての 湯の花採取見学

無人だけども自由に見学できるようだ。 にしてもこのワラ小屋がたまらん。

平成18年3月には国の重要無形民俗文化財にも指定されている明礬温泉の湯の花製造技術。

江戸時代からの約300年。当時の製法を守る中でも新しい取り組みも混ぜ、現在に受け継がれている。

イラストと模型があるのでわかりやすい。
青粘土の上の湯の花の結晶は1日1mmのペースで成長するそうだ。

いざ見学コースの小屋へ。 出入り口も開放されたままなので、内部に熱気はない。

手の届く範囲の床には湯の花の結晶が広がる。 
注意書きには英語じゃなくハングルが書かれており、何かを察してしまう。

かつての明礬温泉地の写真。所狭しと並ぶ湯の花小屋。日本産の明礬は特産品にもなっていたけど、明治維新以降、国際競争力の影響もあり姿を消したそうです。

組合未加入だから他の地獄に比べて空いていた明礬地獄…。
目の前の飲食店はプリンが有名らしく混雑してた。 温泉地だと卵とプリンをよく見る。あと10円パンw

かつては東洋一ともいわれた別府明礬橋。 コンクリート製のアーチ橋は明礬温泉からよく見える。ふたたび別府に宿泊する機会があれば、今度は明礬温泉に泊まりたい。 それほど気に入りました。